【講師募集】

松田少年が
とある計画に巻き込まれた結果・・・

20xx年
日本で暗躍する組織があった。

組織の名は『子ども返り党』

年上が好みの若い男女を、
反抗期の中学生まで若返らせ、
年上が好きなのに
素直に接することができない
苦しみに悶えさせることを
主行動とする組織である。

彼らはこれを
『人類ショタ計画』と名付け、
精力的に活動していた・・・。

「7コ上くらいかな?年上女性って本当にいいな~。」

「年上女性、お好きなんですね?」

「え、あぁ、はい。とても。」

「そんなあなたに、これを差し上げましょう。年上女性に好かれる薬です。」

「えー、いいんですか!?」

「それじゃさっそく・・・」
ゴクッ

 








・・・あれ?

 

目が・・・霞む・・・。

「それでは、良い時間を・・・。」

「・・・?」

 

体がちょっと縮んでる、気がする。

「君は中学生になったんだよ」

「ど、どういうことだよ!?」

「中学生・・・ちょうど、お姉さんたちに可愛がられる年頃だね。それと同時に・・・」

「は、はぁ?お姉さんとかキョーミねーし!」

「自分の気持ちを隠したがる年頃でもある。
あぁ、何度見ても、自分の欲求に素直になれない中学生は良い・・・。」

「おーいふざけんなよー。ベンショーしろよベンショー。」

「ふっふっふ、いいねー。ウブでむっつりスケベそうで、頭悪い感じが最高にいいよー。じゃあ、このままたくさんのお姉さんがいる、ハーレム学園に行こうか?」

「行かねえよっ!」

「知らない人についてっちゃダメって言われたもん!」ダッダッダッ

「あっ!待て!」

俺が中学生になってしまったのは否定しえない事実みたいだ。

 

おそらく子ども返り党の手によって、戸籍も周りの人たちの記憶のなかも、俺が中学生ということになっているようだった。

 

どれだけでかい組織なんだ。

 

とりあえず今は、中学校に通っているけど、いまいちシックリとこない。


でも、このままじゃ良くないことくらい、中学生の俺でもわかる。

 

もともと塾で勉強するほうが好きだったから、塾で学校の勉強を全部カバーしようと、塾にも通い始めた。

 

数ある塾の中から、俺はアサノジュクを選んだ。

 

選んだ理由は2つ。なんだか楽しそうなことと、家から近いこと。それだけ。

 

つまるところ、楽そうだから選んだのだ。

 

でも実際は、全然楽じゃなかった。

「全然おもしろくねぇ」

 

学校でも塾でも、今さら中学校の勉強しようとは思えなかった。

 

そもそも俺には、勉強する気など1ミリもないのだ。

「おい、頑張れよ松田ー!」

「浅野先生、これ何の意味があるんですか?!」

「どれのことだ?」

「全部!」

「ちょっとくらいは考えんかい!」

「でもキョーミがないっすもん。考える必要性を感じないというか、将来役に立たないものにキチョーな時間を使いたくないというか・・・」

「松田は全然わかってないなー。勉強ってのは単に知識を入れることじゃなくてさ、」

「もうそんなのいいよ!21年の人生で聞き飽きたよ!!」

 

バンッ

 

ドタドタ

 

ガラッ

「脱走しやがった」

どこに行ってもみんな、勉強勉強うるさいな。

 

そんなもんいらねえよ。

 

こんな姿になるまで通ってた大学も、なんとなく選んで、なんとなく勉強して、たいして興味もねえ単位を積み上げてるだけだし。

 

それで大人になれるなら、それでいいよ。

 

それで将来、フツーに過ごせるなら、それでいいんだ。

 

・・・あぁ、もう、疲れたな。















「はっはっはー、見つけたぞ!」

「おとなしく俺と来い」

「またあんたか。しつこいな」

「どうせ、中学生活には飽きてきた頃だろうと思ってな。そのまま生きててもつまらんだろ?」

このオッサンの言うとおりだ。これからもずっと、俺は勉強もせず、漫然と日々を過ごしていく気がする。

 

そんな俺なんか、お姉さんに囲まれてウハウハな状況を素直に楽しめず、自己嫌悪に潰される楽園に見せかけた地獄で苦しみ続けるのがふさわしいんだ。

 

もう、いいや。


「わかっt」

「諦めるのは、まだ早いよ」

「あ、浅野先生!」

「ボクの授業すっぽかして出ていきやがって。今日は宿題めちゃくちゃ出してやる」

「まじっすか」

「うん。それと時間がもったいないし、このまま授業の続きを始めるよ」

「授業だと!?笑わせんじゃねぇ!」ガシャ

「今日の数学は、速度計算だったね。松田、見える?今、ボクの位置から彼の立っている位置までは、およそ3メートルです。」

「弾丸の平均速度が約247メートル毎秒。この計算方法は、比を使おう。すると247メートルかけるエックスイコール3の計算式になる。これを解くと、約0.012秒後に弾が来ることがわかる。そこまでわかると・・・」

「よけられる」

「なんだこいつ!人間じゃねえ!」

「今日の国語は小説問題だったから、ここで相手の心情を読み取ってみよう。彼の狙いは、松田だ。彼は君を生かして連れていきたい。だから彼に君は撃てない、けどぼくを撃つことはできる。ということは・・・」

「松田を盾にすれば撃たれない」

「えー!ちょっと先生!それは教育者としてどうなの!?」

「いやボク教育者じゃなくて講師だから」

「夏祭りで鍛えた俺の腕をナメてんじゃねえぞ!頭を撃ちぬいてやる!」

「そういえば今日の理科は、慣性の法則を教える予定だった」

「慣性の法則?」

「ごちゃごちゃ言ってんじゃねぇ!」バンッ

「ていうか撃ってきたけど!?」

「あら、サンカクの回答だったか。まぁそう慌てなさんな」

「銃から放たれた弾丸は、まっすぐに飛んでくる。これは、火薬の爆発のエネルギーにより弾が押し出された状態です。でもね、まっすぐ飛んでくるものって、他の方向からの力に弱いんだ。これは相手のパンチをはじいて避ける防御術の原理と同じで、つまり!」

「弾丸は横から叩けば威力をそげる」

「なんだこいつ!人間じゃねえ!」

「銃口の向きと弾が来るまでの時間がわかれば簡単だよ。
松田を盾にすることで銃撃点をしぼったから、どこに撃ってくるかはわかってた。
もちろん弾を目で追えるわけじゃないけど、計算して予測すれば可能だよ。
じゃあ最後に、蛇足だけど保健の授業もやってみよう。
ちなみに、人間の弱点ってどこか知ってる?」

「金的?」

「男はね。男女関係ない、人間の弱点は・・・」

「次は外さねえぜ・・・」ガシャ

ブンッ


「鼻だよ」

「鼻を砕けば、たいていの人間は立てなくなる。人間の弱点は、おでこ、鼻、みぞおち、金的、というふうに体の中心線に沿って存在してるから、そこを突けばボブ・サップにも勝てる」

「先生、かっこいいじゃん・・・」

「お、松田、がんばってんな」

「さっきの先生、かっこよかったっすから。勉強頑張ろうと思いました。ぼくもあんなふうになれますかね?」

「知らん」

「えー・・・」

「それはお前次第だよ。

別に勉強して席次を上げたからといって、お前が理想の自分になれるわけじゃない。

けど、勉強すると、自分が進める道が増えるんだ。

良い高校、良い大学に進めば、自分の強みをより活かせる場所に行ける可能性が上がる。

そうすると人生は豊かになるし、自分が大きく成長できる。

それが結果的に、お前の生きたい人生を生きさせてくれるんだよ。

だから、理想の自分になりたいなら今、勉強して知識を蓄える必要があるわけだ。」

「そうですね。まずは勉強して、いろんなところに行ける自分になります!」

「まぁがんばれよ」

席次を上げることよりも、
テストでいい成績を出すよりも、
まずは勉強する楽しさを教えてくれる。

それがアサノジュクだった。

ここの先生たちはみんな、
勉強する楽しさを知ることが、
成績を上げるための必要条件だってわかってる。

だからアサノジュクの先生たちは、
型にはまらない自由な授業をしてくれるんだ。

「先生!助けてもらったお礼をしたいのですが、何かほしいものありますか?」

「塾講師」

というわけで、
アサノジュクでは塾講師を募集しています!

塾講師の経験の有無は問いません。

自分の下の世代に伝えたい『何か』をもっている、『普通じゃない』先生を募集しています。

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職種:学習塾講師

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業務内容:英語・数学を中心とする中学生5科目の学習指導。
*指導方法の教育を行いますので、初心者の方も歓迎です。

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就業時間:19:00~22:30

就業日数:週1日〜5日

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