足には横アーチ・内側縦アーチ・外側縦アーチという3つのアーチ構造があります。
横アーチ:母趾の付け根と小指の付け根の関節を結んだ線
内側縦アーチ:いわゆる「土ふまず」カカトと母趾の付け根を結ぶ線
外側縦アーチ:カカトと小指の付け根を結ぶ線
3つのアーチは骨格と筋肉・靭帯で構成され、次のような役割を果たしています。
・歩行時の衝撃をやわらげるクッションのような役割
・足を踏み出す時のバネの役割
・3点でしっかり支えて安定させる三脚のような役割
加齢や運動不足・ホルモンの影響などで筋肉が弱くなったり靭帯が伸びてしまうと、アーチが崩れてきます。
横アーチの崩れた状態を開帳足
内側縦アーチの崩れを扁平足といいます。
横アーチの崩れは扁平足と比べると自分では気が付きにくい変形ですが、放置するといろいろなトラブルの元になります。
足が疲れやすい・痛くなりやすい・むくみやすいなどのトラブルのある方はアーチの崩れから歩いたり走ったりするときの衝撃が大きくなっている可能性があります。