アンチバイオグラムは、医療施設で検出された細菌種ごとの抗菌薬の感受性率を集積して、表にまとめたものであり、院内での適切な感染症治療と薬剤耐性菌対策に有用なツールです。
→ アンチバイオグラムの詳しい資料(PDF)
累計50検体利用して頂いた動物病院様に対し、無料で貴院ver.のアンチバイオグラムを作成します。 また、初回の解析後も、年間30検体利用することで毎年継続して年間アンチバオグラムを作成します。
院内の耐性菌出現傾向が上がっていないか、年次推移を比較していくことで、貴院の抗菌薬適正使用の評価にお役立て下さい。
実は、動物の細菌検査は、ヒトの細菌検査と比べて、精度が低いのが現状です。これは『ガイドラインにおいて、判定基準が設定されていない動物由来細菌が多い』ことが理由です。
そのため、S/I/R の判定だけを見ていては不適切な薬剤を選択し、治療が奏功しないリスクが高まってしまいます。そこで私たちは、検出菌ごとの「測定値」と「判定基準」を明記し、治療に適切な薬剤を選択するための指標にしました。