車検は、自動車の「健康診断」のようなものです。
車は、もしも人や物にぶつかったら、
返しきれないほどの大きな損害を与えることもできる乗り物です。

ですから、定期的に、
「公道を走る条件（保安基準といいます）をクリアしているかどうか」を検査して、
検査にクリアした車だけが公道を走ってよしというスタンプがもらえるのですね。
これが、車検です。

ここで注意しなくちゃいけないのが、
スタンプがどの程度でもらえるのか。

たとえば、“タイヤの溝が1.7ミリ”でも、“ブレーキパッドの残量がわずかでも”
スタンプはもらえます。
（タイヤの溝が1.6ミリ以下の場合や、ブレーキパッドがなくなってしまった車は
整備不良車として車検が通りません）
そんなとき。ここはきちんと整備をして
タイヤやブレーキパッドの交換をしておきたいのが、オールカーシステム車検です。

車検は、法律で定められた“このくらい満たしてれば大丈夫”という最低の基準である
「保安基準」に適合しているかどうかを検査するだけなので、
スタンプがもらえたからといって、
この次、２年先の車検までの安全性を保障している訳ではない、という点。

【まとめ】
車検時の整備は、
choice１：スタンプがもらえる最低限の整備か、
choice２：車検後も、できれば次の車検まで安心して乗り続けられる整備か、

金額の違いは、この部分の考え方で大きく差がついてくるのです！