地震に強い家を建てるように、しっかりしとした骨格をつくりましょう！

☆身体は建物と一緒。
身体の軸は骨ですが、体幹トレーニングでは骨に一番近い筋肉をきたえることで、骨をしっかりと支えられるようになります。
つまり、崩れにくい身体をつくるのです。

そのためにはまず、「外側の筋肉を緩める」ことが大切です。
緩めずに筋肉トレーニングをしてしまうと、固まった筋肉はもともと血行が悪いのに、さらに酸欠状態になり、とてもしんどくなってしまいます。
筋トレがきつい、と言われがちなのは、筋肉を緩めずにトレーニングを開始してしまうことが主な原因です。

また、近年「意識の力」が見直されるようになりましたが、あなたのほんの少しの意識で、体はぐんと変化します。
そして、さらに重要なのは、「呼吸で身体は変わる」ということです。

体幹トレーニングでは、呼吸法のレクチャーもかなり重要なポイントとなります。

そう、皆さんは毎日数え切れないほどの呼吸をしていますよね？
つまり、普段の生活こそが体幹トレーニングなのです。

さぁ、みなさんご一緒に、はじめてみませんか？

バレエの基本レッスンの動きは、すべて「体幹を作る」といっても過言ではありません。

例えば、フィギュアスケートや器械体操、多種多様なダンスといった身体表現の基礎はバレエと言われています。軸なくして、美しい技や、華麗なターンはできません。

そして、バレエは手先から足先まで、全身に意識を張り巡らせるレッスンでもあります。そう、意識の力のトレーニングでもあります。

身体の全体の血行が促進され、活性化するのはもちろん、手先足先を思い思いの角度に動かすことは、脳の活性化にもつながります。

そして、音楽に合わせて体を動かすリズムトレーニングにもなります。手足をリズミカルに動かす時間はぜひ意識的に作りたいものです。

このようにいくつもの作用が重なりあうため、その人自身のエネルギーが高まります。