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誰もがご自分が亡くなる時のことは想像したくないはず。しかし亡くなった後に大切な子供や兄弟が争う事になったら‥‥。相続人が複数いて、争いが予想される場合には必ず遺言書の作成をしておくことが重要です。　

〈ご相談事例〉
自宅の土地・建物の他に工場の土地・建物そして次男の家が建っている土地があり、預貯金がある自営業者。仕事は長男と一緒にやっている。相続人は、妻・長男・次男。
妻と子供たちは仲が良いので、巷で話題になるような「相続争い」とは無縁と思うので、自分は何もせず、自分が亡くなった後は、残った者たちで話し合ってくれれば良いと思っていた。
しかし、長男から「ちゃんと決めておいてもらわないと、残った者が困る。」と言われた。そこで、相談して遺言を残すことにした。遺言の形式は、安全な公正証書遺言。
その内容は、自宅の土地建物と預貯金は妻に相続。自営業は株式会社にして、工場の土地・建物やその他の工場関係のものを会社のものにして、株を長男に相続。次男の建物が建っている土地は次男に相続。これで、自分が亡くなった後も、家族が円満に生活ができると安心している。

不動産の所有者が亡くなった場合に、その不動産の登記名義を被相続人（亡くなった方）から相続人へと変更を行い所有者を変更させます。

〈ご相談事例〉
昭和55年に祖父が亡くなり、相続登記未了のうちに父が亡くなってしまった事例。

ご自身で相続登記をなさろうとされていましたが、必要書類である父と祖父の戸籍を出生から死亡まで全部集めなければならないところ、祖父の戸籍が佐賀県にあるとのことで困っていました。また、遺産分割協議書の書き方も分からないとのことでした。
そこで、当相談所の司法書士にて必要書類の取得を代行しました。また、遺産分割協議書も作成し、遠方の相続人の方々にも、当方より郵送にて書類を発送し、必要書類の授受をしました。
結局、相続登記の申請もご依頼いただき、無事、祖父からお客様へ相続登記ができました。