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アグロフォレストリー事業報告のページへようこそ

Helping Hands & Hearts Japan, Inc. (以下、HH&HJ)はフィリピン・レイテ島におけるアグロフォレストリー事業を支援しています。この事業は三井物産環境基金の助成(2020~2021)の受託によりパロ市で活動しています。現場での事業の実施は、現地カウンターパートであるWAND財団(Water, Agriculture, Nutrition and Development Foundation)が行い、HH&HJはその活動を側面支援しています。また、アグロエコロジーの専門家である立命館大学国際関係学部の雨河祐一郎准教授や現地行政機関とも連携しながら着実に事業を進めております。現地の災害復興、生活向上、環境変化への対応力の強化などを図る本活動が、世界中で見られる気候変動影響への対応力・適応力の強化へとつながるようなモデルケースにしていきたいと考えています。
現地の事業参加農家により育苗しています。

適切なサイズに育った苗は自転車やバイクなどでも配布します。

本事業に参加している農家へ事業の意義・有効性をしっかりと伝えています。
本事業に参加している農家へ事業の意義・有効性をしっかりと伝えています。

事業概要

プロジェクト名
パロ市周辺農村地域におけるココナツ農家のアグロフォレストリーへの転換を通じた気候変動対策
地域名
フィリピン共和国 レイテ州 パロ市周辺農村地域
活動期間
2020年4月~2022年3月
現地実施団体
WAND財団
助成機関
三井物産環境基金
概要
ハイヤン台風で被災したレイテ州北東部パロ市周辺のココナツ農家及び地域環境に対し、アグロフォレストリー(AF)への転換と植林を通じて、気候変動に対する適応能力を強化する。パロ市では、2つの対象村において、まず、コミュニティへの参入と事業オリエンテーションを開始する。次に、作物の多様化、植林活動および農民間普及を行うことに意欲を示す35世帯を同定し、彼らを、新しい農業技術の習得についてほかのココナツ農家に指導するデモファームとして訓練する。また、多数の農家に対して植林活動を指導することを通じて、生物多様性の向上を図っていく。さらに、農場のレイアウト、有機肥料生産、実際の植え付け、害虫駆除、剪定など、様々な農業実践についての野外教育も行う。最後に、助成期間終了後、本事業を引き継ぐこととなる地元組織を活用して市場調査や政府機関との連携を進め、農家の市場販売能力や食品加工能力を高めることを通じて農業収入の増加を図る。
活動期間
2020年4月~2022年3月

現地農家・森林所有者とも課題を共有しながら
「焦らず、あわてず」前進します

活動の背景

ハイヤン台風は2013年11月に発生し、フィリピンの主にレイテ州東部で約7,000人の死者が生じた。このような巨大台風がレイテ州を直撃する事態は前代未聞であり、国内外において、世界的な気候変動の影響が疑われている。台風が農村経済と環境に及ぼした主な影響は、ココナツ栽培樹木と森林樹木への深刻な被害であった。未曽有の被害を被ったココナツ農家の多くは、農業活動を放棄し、都市への移住を含む農外就労に従事して生計を維持してきた。さらに、土壌侵食、地滑り、淡水供給の減少、生物多様性の喪失といった環境問題も発生した。これらの農村問題に取り組むために、単作ココナツ栽培に慣れ親しんだ台風被災農家に対するアグロフォレストリー転換と植林活動を通じた生物多様性保護に基づく気候変動対策を提案する。

活動の概要

本事業の主な目的は、2013年11月の巨大台風の襲来によって甚大な被害を被ったレイテ州北東部のココナツ農家及び地域環境に対して、地域レベルにおける気候変動対策を行うことである。その対策は、地域住民が気候変動に臨む三局面、すなわち(1)コーピング(直近の農家の生計の工面)、(2)レジリエンス(社会生態システムの回復力の最大化)、及び(3)アダプテーション(将来の災害への備え)などを主な狙いとする。具体的には、長年のココナツ単作栽培および上記の台風の襲来によって荒廃したレイテ島北東部の高原地域における生物多様性を、栽培作物の多様化、植林活動、アグロフォレストリーの農民間普及活動の促進を通じて向上させることを通じて、これらの目的を遂行する。

活動報告目次

2021年 10月~2022年 3月 2年目後期報告  Second year final report
2021年 4月~9月 2年目 前期報告 Second year interim report
2020年 10月~2021年 3月
1年目後期中間報告 First year final report
2020年 4月~9月 1年目前期中間報告 First year interim report
2020年 10月~2021年 3月
1年目後期中間報告 First year final report

2020年10月~2021年3月 活動報告

現在活動実施中。

2020年4月~9月 活動報告

実施活動計画





達成できたこと



当報告期間内に達成した成果

環境再生・復元活動 例)植林・耕作放棄地の復元など

再生・復元活動 対象面積  ha
総活動時間  時間
植林・植栽本数


参加人数

植林・植栽本数


現地活動報告ビデオ

実績・成果(2020年4月~9月)





プロジェクトマネージャー・コンサルタント紹介

雨河祐一郎
立命館大学国際関係学部准教授

有機農業や複合農業、アグロフォレストリー、農業食料認証基準GAP(good agricultural practices)などを総称するいわゆる持続的農業(sustainable agriculture)が、途上国小規模農家の農業経営・生業・環境保全に果たす役割について、東南アジア(特にタイ)を中心に研究してきた。アイオワ州立大学博士。

Elmer Velasco Sayre
ワンド財団事務局長

フィリピン国ディポログ市近郊の小規模食料安全保障事業の推進、フィリピン国ザンボアンガ・デル・ノルテにおけるスバネン共同体へのアグロフォレストリー及び持続可能な生計の促進、レイテ州北部ハイヤン台風被災農家への野菜園芸の推進、など数多くの活動を主導している。フィリピン大学博士。

Elmer Velasco Sayre
ワンド財団事務局長

フィリピン国ディポログ市近郊の小規模食料安全保障事業の推進、フィリピン国ザンボアンガ・デル・ノルテにおけるスバネン共同体へのアグロフォレストリー及び持続可能な生計の促進、レイテ州北部ハイヤン台風被災農家への野菜園芸の推進、など数多くの活動を主導している。フィリピン大学博士。

活動団体紹介

皆様の大切な思いとともに託されたご支援によって、私たちは今日も多文化が調和して生きられる未来を実現する為に活動を行っています。この事業では、気候変動で被災したレイテ島ココナツ農家の復興支援と気候変動に対する適応力の強化に引き続き取り組んでまいります。



特活)ヘルピングハンズアンドハーツジャパン
HH&HJ Inc.
三井物産は、2005年7月、持続可能な社会の実現を目指して、地球環境問題の解決に向けたNPOや大学などのさまざまな活動・研究を支援・促進する「三井物産環境基金」を立ち上げました。「未来につながる社会をつくる」ことを本助成プログラムが目指すべき主要な命題とし、NPOや大学などの活動・研究への支援に加え、助成が決まった団体が主催するプログラムに役職員とその家族がボランティアとして参画することなども奨励しています。

WAND財団は、生物多様性、環境・農業分野、農村起業家精神に重点を置いた社会開発プログラムをフィリピンの地域社会に提供しています。サイエンス・フォー・ヒューマニティとの協力のもと、当財団は家庭廃棄物を農作物や植生の肥料として利用する活動を推進しています。

団体概要

団体名
特定非営利活動法人ヘルピングハンズアンドハーツジャパン
HH&H Japan(Helping Hands and Hearts Japan Inc.)
事業内容
ウエブサイト
電話番号
052-710-7479 
10:00~18:00 (土日祝日休み)
住所
愛知県名古屋市中区栄3丁目18−1
電話番号
052-710-7479 
10:00~18:00 (土日祝日休み)

HH&HJは「多文化共生の実現」をミッションに国内及び海外で活動してます。国内の多文化共生事業では語学を通じた国際交流や国際理解セミナーなどを行っています。特に日本語事業では、日本語や日本文化を理解する外国人を一人でも増やすことで日本への親しみや理解を世界に広げています。また日本語を教える活動は、異なる文化を互いに尊重しあうことで平和な世界を築く為の重要な草の根活動の一つとしても推進しています。国際交流を通じた多文化共生の実現により、わが国の国際化を推進しています。海外では東南アジアで地球温暖化対策を目的とした植林や農業を行っています。地球環境保全を持続可能とする実践的技術として、大学の研究機関や現地カウンターパートNGOと協働してアグロフォレストリーやアグロエコロジーの普及活動を支援しています。

私達の活動にご賛同いただける方は是非一緒に挑戦していきませんか
まずはお気軽にお問い合わせください