転職をポジティブに 

~転職を検討している方へのメッセージ~

はじめに

この記事は30代になって、現状の職種に満足できず転職を検討中の方に送るメッセージです。結果的に転職する、しないを決めるのはあなた!しかし、転職という人生におけるライフイベントを深く考えることは何よりあなたの一生を左右する一因になるかもしれません。

【まずは自己分析から】

あなたの強みは?

■実務経験・業務実績がある=即戦力になれる

■交渉力やプレゼン能力、マネジメント経験、人脈等、転職先でも活かせるポータブルスキルが豊富

■ビジネスマナーやタスクの管理方法等、ビジネスの基本が身についている

■40代・50代と比較すると時間的な猶予がある

一方で短所は?

■未経験職種への転職は採用されにくい

■前職での経験や慣習が抜けにくい

■吸収力や体力面で20代に劣る(と認識されやすい)

■キャリア採用では上司・同僚からのチェックが厳しくなる(即戦力としての実力、周囲への溶け込み具合など)

30代での転職は賛否両論

【皆の声】
■不利だとは感じなかった

30代の転職でも、会社側は前向きに採用を考えているように感じます。募集する会社の考え方にもよりますが、他の会社での経験・風土に興味を持っている例は多く、30代の雇用には積極的な印象でした。(33歳・男性・信販業)

■いまの30代前半って、ちょうど新卒採用の時期がバブル崩壊と重なって、企業側が採用を狭めていた頃。ちょうどその層を、いま求め始めているところではないでしょうか。(33歳・女性・人材アセスメント)


■年齢相応の経験があれば、全く不利ではないと思います。また、資格取得のための活動を継続するなど、努力を見せることで、多少の経験不足は十分カバーできる年齢。(32歳・男性・ソフトウェア)


■不利だと感じた

若い方が断然有利。まだ20代ならねぇ…、もう少し若ければねぇ…、と面接でよく言われた。(33歳・男性・コールセンター運営)

■未経験可の仕事を探していたので、書類審査で落とされることが続いたときは、やっぱり年齢が影響しているのかと感じました。(33歳・女性・医療事務)

30代からの転職に向いている人はこんな人

○転職する業界は決めている
→あとは動くだけの状態

○普段の自分の実績をよく知る人にスカウトされたことがある
→自分の上げた実績に対して、客観的な(良い)評価がもらえている

○収入が下がってもやりたい仕事がある
→仕事に求めるものの優先順位が定まっている

○今までの実績を活かせる会社に入りたい
→転職目標についての具体的な調査を始めている

30代からの転職に向いていない人はこんな人

×違う業界の空気が吸いたい
→この言葉は、実は現職に大きな不満,不安は無く、その為他に目が向いているだけかもしれない

×(闇雲に)年収アップしたい
→現状よりもどれくらいアップしたいのか、考えてみる必要あり
そのために会社に提供できる何かを持っているか、業務に当たる時間は長く出来るか、業績がよく待遇のいい業界,企業に狙いを定めているかなど
面接でこれが特に目立つと、権利意識だけが高い人として、忌避される傾向あり

×カッとなりやすい性格
→現状よりも下のポジションからのスタートや、年下や異性の上司・同僚との付き合いなど、それをうまくマネジメント出来るか、許容出来るか、よく考えてみることが必要
転職期間中、場合により年下の面接官に圧迫面接をされる可能性や、SPI試験のような性格適性試験を課されることも有り得る

×アピールポイントはやる気のみ
→30代として具体的な実績を求められる、と考えたほうが良い
やる気=ポテンシャルでの採用は、なくはないが難しい

30代で転職は年収に響く?

転職の理由は人それぞれ。新しい人間関係を求めたり、希望職種に就くためであったり、スキルアップなど十人十色の転職理由があります。

しかし、会社のこともいろいろ見えてくる30代の転職理由で最も多いのが「年収」です。

転職希望者の多くは現状維持、もしくはそれ以上の年収を求めますが、実際は約5割が年収ダウンしています。

2人に1人は転職で年収が下がっているのです。

多くの企業では50代(業界によっては40歳~45歳で頭打ち)までは年齢とともに給与ベースも上がって行きますが、昇給の角度は年々鈍化していきます。

特に35歳を過ぎると、年功序列的な給与体系から成果給(成果還元型)へシフトする企業が多く、その傾向はより顕著になります。

30代での転職はやはり一定の給料水準を満たしていることが大事でしょう

30代になると、自分の年齢のことをしっかり考えて転職しなければなりません。

40代、50代になると、身体にガタがくる時期です。家庭を持っていればお金が一番かかる時期ですし、やりがいだけでは幸せになれない年齢になってくるのです。


30代で独身の人も、今後、結婚出来るか否かは年収が大きく関わってきますし、子供を育てるにも、二人目、三人目となると、年収500万はなければ辛いと思います。


年収300万でも共働きで子育て出来る! と叫んでいるのは、実は地方の夫婦で親の土地にマイホームを建てたような恵まれた人々です。

都心に暮らす人々に同じ理論を当てはめることは非常に危険です。

最後に・・・

30代に入ってからの転職は、ポテンシャルよりも実績を見られるようになってきました。転職中はもちろん、転職後もできるだけ早い段階で実績を出すことを求められます。その分転職活動にも、転職後もパワーが必要になります。