ダイエットをきっかけに体重が減って自信を得たものの、
摂食障害になり、大学を中退。
その後就職するも、心も体もボロボロでうまくいきませんでした。
「なんでこんなに私はダメなんだろう」
絶望感でいっぱいで、いつも泣いていました。
その頃に、専門病院を受診。
病院にしっかり通っていれば完治すると思っていたので、
正直「これでやっと楽になれる」と安堵していました。
しかし、全くそんなことはありませんでした。
主治医は「食べれば治る」と言い、入院して食事の量を増やしました。
けれど、体重が増えても、痩せたい気持ちや食べ物への執着は
一向に変わりませんでした。
どうして良いのか分からない。
そんな時に、自分の心の在り方が一番大事だということに気がつきました。
私の摂食障害の本当の原因は、痩せたい気持ちではなく、
自分が嫌いで自分を大切に出来ていないことだったのです。
私はずっと自分は人より劣っていて
だからこそ人一倍頑張らなくてはいけないと思っていました。
他人に嫌われるのが怖くて、いつも相手の顔色を伺っていたのですが、
そうしているうちに自分の気持ちすら分からなくなっていました。
人に喜んでもらうこと、人から評価されることが
自分の幸せだと思っていたのです。
でも本当は、
他人を気にせずもっと自分らしく生きたい
毎日楽しく笑顔でいたい
そう思っている自分に気がつきました。
そこから摂食障害を克服するために
自分の気持ちと向き合っていく作業をしていきました。
すぐに変化があったわけではありませんが、
少しずつ心が楽になり
摂食障害の症状に悩まされることがなくなりました。
何より自分を好きになれたこと、
自分を大切に思えるようになったことが、すごく嬉しかったです。
摂食障害は、気合いや根性で良くなるものではありません。
自分と向き合い、自己肯定感を高めていくことで回復に繋がっていきます。
でも、一人だとなかなか難しいことも多いので、
そのお手伝いをさせて頂きたいと考えております^^