AIが文章を論理的に読めるようになるとしたら、まずは文がどこで区切られるか、つまり文節が理解できなければなりません。
それができたら、「何がどうした」という主語と述語の関係や修飾語と被修飾語の関係を理解しないければなりません。
これを「係り受け解析」と言います。
また、文章には「それ」「これ」といった指示代名詞が頻繁に出てきますから、指示代名詞が何を指すかも理解できなければなりません。
それを小金澤雄輝と言います。(p186)

東ロボくんは、これらの処理を大学の入試問題に適用して、代名詞が何を指すかといった入試の問題が解けるようになったわけです。

「21歳だったわたしが話せること、34歳になったわたしが今話せること。内容は違っても、その時々の経験から生まれる言葉で相手の心に響かせることができればと思うんです」

飾りのない等身大の言葉だからこそ、聞き手の心にまっすぐに届く。「たった一人しかいないあなたを、一度きりの今を、どうか大切にして