脊髄損傷者のための
パーフェクトズボン誕生

街を行く車椅子の人を見て、「もし自分が車椅子を使う身だったら・・・」と考える。いつ事故に遭うか、病気になるか、決して他人ごとではない。
外に出るにはまず服を着る。だが、立てない身体でどうやってズボンを履くんだろう?いろいろトイレの心配もあると聞く。それに褥瘡とかいう皮膚の病気に気をつけなければならないらしく、衣服の締め付けや擦れは禁物だという。アレ?今まで履いてたズボンじゃマズいんじゃない??

こんな気持ちでスタートした“脊髄損傷者専用ズボン開発プロジェクト”。
それはとても長く、困難な道のりでしたが、たくさんの当事者の方の「絶対作って!」という声に励まされ、ついに、
ついに誕生しました。

目指したのは「モテ着」

ザイフィットは脊損の皆さんにファッションを楽しんでもらいたくて、便利で快適を目指すと同時に「ファッションであること」を強く意識して開発されました
柔らかいジャージ素材を使っておりますが、ジャージには決して見えないようにデザインし、男子でも女子でも、誰にでも似合うシルエットに仕上げております。トップスに何を持ってきてもそれを惹き立て、おしゃれに見せる・・・普段使いにも、デート着にも、仕事にも、着ていく場所を選びません。
そしてもちろん、“脊損だからこそ”の機能は万全です!

お知らせ

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新作、登場!

雨の日に快適な撥水加工のザイフィットが誕生しました。
フルオープンになっておりますので、車椅子上で脱着できます。脱着の様子は動画をご覧ください。

こちらはただいま受注生産のみ承っております。
ご購入希望の方はこちら→http://endswell.thebase.in/

ザイフィットとは

POINT
1

座姿勢設計

ザイフィットは一般的なズボンと全く違う発想で仕立てられています。
座姿勢において出るところは出し曲がっているところは曲げて設計されています。ですから普通のズボンと違って「食い込み」や「ダブつき」がないのです。

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特許取得

実はこれ、朝のNHK連続ドラマ「あさが来た」のモデルとなった名門日本女子大学の被服構成学研究室の全面バックアップによって誕生したものなんです。被服学のオーソリティー、大塚美智子教授率いる体型研究のスペシャリストが「座姿勢にパーフェクトフィット」をとことん追求し、ミリ単位の調整を重ねて仕上げた珠玉のパターン(型紙)は世界初を認められ特許4979044号を取得しております。

大塚美智子教授

アカデミック

被服構成学の権威 日本女子大学大塚美智子教授のご協力の下、ザイフィットは誕生しました。

NHKバリバラ

メディア

NHK「バリバラ」、テレビ東京「トレンドたまご」等、TVや雑誌など多数メディアで紹介されました
POINT
2

褥瘡対策

従来のズボンは立ち姿を基準にしているので、二本の直線的な“筒”状の構造です。で、それは座るのには適していないのです。なぜなら、ストローを折り曲げると折れた個所でストローが潰れてしまうように、ズボンも折り曲げた箇所は潰れてしまって十分な空間を確保できないからです。

この潰れが「食い込み」の原因です。
この食い込みのことを「衣服圧」というのですが、衣服圧が高いほど食い込みが激しく、痛みや擦れ、そして血流を妨げる原因となります。

それに対しザイフィットは最初から直角に折れ曲がった配管パイプのような形状になっています。
どこにも潰れた個所がなく、折れ曲がりの箇所(股関節やひざ関節)にも十分な空間が確保できており、身体に食い込むことはありません。
比較写真からも、いかにザイフィットに食い込みがないかがわかります。ウエストラインもまっすぐでおしりに引っ張られる余計な力がかかっていないことを表しています。ザイフィットはおしりをやさしくスッポリ包み込む構造なんですね。おしりだけでなく、ひざも股関節もやさしく「そのカタチのまま」包むようにできています。だから皮膚に負担をかけないのです。

そして、ザイフィットのおしり部分は一枚布で形成することで、擦れの原因となる縫い合せの段差を作っていません。

★素材は適度な伸縮性があり、クッション性のあるふっくらとした柔らかい生地を使用しています。

衣服圧測定

グラフは日本女子大学の大塚研究室にて、特殊な装置を用いて衣服圧の測定をしていただいた結果です。
従来品(赤)がこんなにも高い数値で圧力をかけているのに対し、ザイフィット(青)はどの部位においても圧力がほとんどかかっていない→つまりは食い込みがないことを証明しています。

(これは同じ生地で仕立てた一般的なパターン構成のズボンとザイフィットの比較なので、結果には生地のストレッチの度合いによる影響はありません。)

※褥瘡の抑制や治療を保証するものではありません。
POINT
3

ズリ下がりなし!

ザイフィットは食い込みや締め付けが起きない構造になっているので、身体に合わない大きめのブカブカを選ぶ必要がなく、アナタにあったジャストサイズで履けるのです。デザインも股上がしっかり深めにできています。だからズリ下がりが起きません。

~検証~

脊髄損傷者の男女3名にザイフィットと市販のズボンを履いてそれぞれ10回ずつ様々なシチュエーションで移乗を行ってもらいました。「ずり下がった」→1回、「ややずり下がった」→0.5回、「ずり下がらなかった」→0回で評価をしていただいたところ、ザイフィットを履いての移乗では「ずり下がりを全く感じなかった」という結果になりました!

※実験で用いた市販のズボンのサイズに関してはご自身で「いつものサイズ」を選んでいただいております。ザイフィットはフィッティングを行って丁度良いサイズのものを履いていただきました。

POINT
4

ラクに履ける!

普通のズボンは1本短いファスナーが付いているだけ。ザイフィットは右の太ももと左の太ももの中ほどまで開く長~いファスナーがそれぞれ付いているので、大きく大きく開きます。

でも、ご安心ください。

使用されているファスナーは「コンシール」という、デザインを邪魔しない「かくれんぼするファスナー」を使っていますので、「いかにもここにファスナーが付いています」という感じはありません。デリケートなファスナーなので、カジュアルなファスナーよりは開け閉めがややスムーズではないかもしれませんが、おしゃれ着としてのデザイン性は損ねていません。

更衣トレーニングに

脊損になって間もないころはプッシュアップが十分にできるほど腕の筋力が付いておらず、ズボンの引き上げ動作に時間がかかりますが、ザイフィットはおしりの下に布を滑り込ませるように履けるので、普通のズボンよりもずっと引き上げやすいようにできています。ですから一般的なズボンが履けるようになるまで、「ズボンを履く」感覚をつかむトレーニングに最適です。

お尻の下に敷く部分は滑りこませやすいようツルツルした裏地を取り付けてあります。

そしてこの裏地は吸湿速乾消臭素材を使っていますので、夏場のベトつきを抑え、さわやかに快適にお過ごしいただける効果も兼ね備えているんです。
POINT
5

経済的

国内生地メーカーが開発した、吸汗速乾に優れ、調温性(夏は涼しく、冬は暖かく)も併せ持つソフトで軽量な生地を採用しており、四季を通してお使いいただけるので、シーズンオフに眠らせておくことなく、たくさん履けるから結果的に経済的です。
デザインもシンプルで、ビジネスにもカジュアルにもフォーマルにもマルチに使えてヘビーローテーション間違いなしです!
そして、型崩れ防止のスチーム加工を2度も重ねているので長~くお使いいただけます。

SIZE

全てオーダーメイド

最高のフィット感をご堪能いただきたく、ザイフィットはお客様の体型に合わせて一からパターンを引き、熟練の職人が一つ一つ手仕事でお仕立てさせていただいております。

その為、お手数ですが、お求めに際しては、ご自身で採寸をしていただく必要がございます。

採寸方法

STEP

1

ウエストまわりを測る

いつもの姿勢で車椅子に座った状態でウエストを測ります。
今お履きになっているズボンではウエストのベルトラインは水平ではないと思います。お腹のほうより背中側が下がっていることでしょう。それを無視して、水平にメジャーを巻き付けてください。
座った姿勢は立っているときよりウエストサイズが大きくなります。「アレ?」と思っても大丈夫。太ったのではありませんからw

STEP

2

ひざの頂点に目印をつける

ひざの頂点にシールや小さく切った紙をセロテープで貼るなどして「目印」をつけます。・・・といっても、結構広い範囲なので、「どの部分だろう??」と迷われることと思います。
まずはひざのお皿(膝蓋骨)をよく確認してください。だいたい直径4㎝ぐらいの平たい骨が見つかることでしょう。このお皿の中心がひざの頂点です。
もしひざの頂点がよくわからなくても、膝蓋骨の内側に目印があれば誤差は2㎝以内なので大丈夫です。

STEP

3

太ももの長さを測る

鼠経部(太ももの付け根)の位置からひざの「目印」まで直線距離を測ります。
鼠経部の位置は、座ったときに太ももとお腹の境目にできる「シワ」、「みぞ」のところです。

STEP

4

ひざ下の長さを決める

ひざの目印の位置からお好みの裾の位置までの直線距離を測ります。
ザイフィットの裾ラインはもち上がったりせず、床と平行になります。ですから、もち上がり分を計算しなくて大丈夫です。
ただし、測って得られた数値と実際に履いたときでは多少の誤差があります。それはひざの大きさや採寸で生じた誤差などが影響します。足首を見せない感じがお好みであれば、計測より1~2㎝長めをお選びください。

STEP

1

ウエストまわりを測る

いつもの姿勢で車椅子に座った状態でウエストを測ります。
今お履きになっているズボンではウエストのベルトラインは水平ではないと思います。お腹のほうより背中側が下がっていることでしょう。それを無視して、水平にメジャーを巻き付けてください。
座った姿勢は立っているときよりウエストサイズが大きくなります。「アレ?」と思っても大丈夫。太ったのではありませんからw

よくある質問

Q
どうして脊損用なのですか?それ以外の車いすの人には向かないのですか?
A

ザイフィットは残念ながら万能ではありません。
構造上「立っているポーズ」に合いませんので歩ける方には向いていないのです。
立つとおしりやひざの部分がブカブカになり、股上が引きつります。引きつりは生地の伸縮でカバーできますので、立ってる時のことをお気になさらない方はお使いいただけます

Q
返品はできますか?
A

大変恐縮ですが、オーダーメイド品のため返品をお断りしております。

Q
オーダーメイドはなんでもできますか?
A
提案しているデザインの中からサイズを自由設定いただけますが、デザインや生地のご要望は承れません。
Q
どうして脊損用なのですか?それ以外の車いすの人には向かないのですか?
A

ザイフィットは残念ながら万能ではありません。
構造上「立っているポーズ」に合いませんので歩ける方には向いていないのです。
立つとおしりやひざの部分がブカブカになり、股上が引きつります。引きつりは生地の伸縮でカバーできますので、立ってる時のことをお気になさらない方はお使いいただけます