アクアリウムを始める時の水槽の選び方

熱帯魚や水草などを水槽の中で飼育するアクアリウムですが、人気を集めている理由にはさまざまなものがあります。ここではアクアリウムが持つ魅力や期待される効果、これから始めたい時の水槽の選び方などをご紹介します。

アクアリウムの魅力

・リラックス効果がある

アクアリウムをぼんやり眺めていると気持ちが穏やかになってくると感じたことはないでしょうか。これはアクアリウムを見ている時に脳波のひとつであるシータ波が出ているためで、心地よさを感じている時に出る脳波と言われています。

・ストレス緩和に役立つ

アクアリウムが設置されている場所には病院の待合室など比較的ストレスを感じやすいところが多いでしょう。高齢者施設や介護施設なども同じことが言え、特に新たに施設へ入所する人は大きなストレスを抱えやすくアクアリウムによるストレス緩和が期待されています。

また会社では仕事をするためにどうしても空気がシビアになり緊張などのストレスを感じやすくなります。そのためオフィスへアクアリウムを設置することでストレスをやわらげ、雰囲気を良くしてスムーズなコミュニケーションを取りやすくするのです。

・認知症セラピーにも用いられる

アメリカの大学で行われた研究によれば、アルツハイマー患者にアクアリウムを見せた結果、落ち着き意識がしっかりしたとの発表があります。この点も含め、高齢者施設や介護施設でのアクアリウム導入が進められているのでしょう。

初心者向けのアクアリウム

・水槽を選ぶポイント

アクアリウムを初めてつくる時に一般的な水槽のサイズは60cmで、熱帯魚は20匹程度入れられるでしょう。合わせて水草や石も入れるようにしますが、これまで病院などで大きな水槽によるアクアリウムしか見た経験のない場合、小さすぎると感じるかもしれません。しかし、初心者が大きな水槽でアクアリウムをつくろうとするとメンテナンスが大変になり、続かなくなることもあるでしょう。

・費用

準備するアイテムそれぞれで価格の差はありますが、最低でも5万円代~6万円代が相場でしょう。中には初めのうちは使わないアイテムもあり、水槽のサイズが大きくなった時などには必要となるアイテムごとの価格もアップするものが多いです。

・初心者は淡水魚から

海水にすむ熱帯魚と淡水にすむ熱帯魚がありますが、初心者の場合淡水魚からアクアリウムへ取り入れましょう。海水の場合は自分で海水をつくらなくてはならず、海水にすむ熱帯魚は糞の毒性が高いこともありろ過の手間をかけることが欠かせません。そのためまずは世話のしやすい淡水魚の飼育からをおすすめします。

必要なメンテナンス

・毎日の世話

熱帯魚へのエサやりは毎日既定の量を行いますが、必要以上に与えると食べ残して水槽の汚れの原因になるため適量を守りましょう。そして毎日ではありませんが必要に応じて水草に液体肥料を与えます。また照明のオンオフもありますが、自動タイプを使っていれば特に気にする必要はないでしょう。タイマー機能がない場合、夜必ず消して朝起きた時つけるようにします。

・毎週のメンテナンス

水槽の掃除と水替えは毎週行い、アクアリウム内を清潔に保ちましょう。ただしアクアリウムをつくってすぐの時は毎日の水替えが必要です。水槽の掃除に洗剤を使う必要はありませんが、水槽のガラス面をスポンジでこすってコケを落としておきましょう。また水草が長いと感じる時は適度にカットしますが、毎週しなくても隔週から1か月に1回くらいでかまいません。

・何か月かに1回のお手入れ

アクアリウムの水質を保つためのろ過フィルターが汚れたままになっていると、機能がうまく働かず水槽内に汚れがたまってしまいます。そのため数か月に1回はろ過装置のフィルターを掃除しておきますが、この掃除には30分~1時間ほどかかるため、休日時間の空いているところを見つけて掃除をしましょう。

簡単できれいに見えるレイアウト

・水草の背丈を利用する

アクアリウムの奥の方に背の高い水草を、手前に来るほど背の低い水草を配置することで、配置がすっきりし水槽内が見やすくなります。水草によって成長の速度が違う時は、メンテナンスの時定期的に水草をカットしておきましょう。

・種類を変えて変化をつける

色や雰囲気の近い水草を配置するとどうしても同じように見えるため、ぼんやりしがちですが、はっきり違いの分かるものを隣同士にすることで変化が付き、面白いレイアウトになります。

リラックスやストレス緩和などあらゆるメリットを持つアクアリウムを初めてつくる時は、小さめの水槽からにしましょう。さらに詳しい内容を知りたい方は以下のサイトをご覧ください。

アクアリウムの水槽について詳しい情報はコチラへ

まとめ

病院や介護施設などあらゆる場所で活用されているアクアリウムですが、自宅でも始めてみたい時はまず小さめの水槽と必要なグッズを準備しましょう。選ぶ熱帯魚は淡水にすむものにすると始めやすく、種類も豊富なためきっと好みの熱帯魚が見つかるはずです。