腰椎分離症、腰椎すべり症などは、10歳を過ぎたあたりの子どもから高校生まで痛みの部位分類としては、よく耳にする診断名である。毎年のように施術者が多く、現場指導者としても悩みの種であるようだ。特に最近は本当によく耳にする。これらは、レントゲン写真やMRI写真を踏まえた問診評価にて診断される。原因として私が最も有力なものとして考えることは、“発育発達による体重増加”や“運動能力の向上によるもの”である。これらが相まって腰椎に対する負荷の増大が、周囲の筋力では支え切れない状態で起こるものだと考える。しかし、原因不明の腰痛として「筋肉疲労でしょう」といった類の腰痛も数多く存在する。【➡続きはダウンロードにてご覧ください】

野球小僧たちの母親たちの現状　
少年野球を習わせる母親は30代後半から40代の年齢を迎える方が多い。息子の身体のケアやケガにおいて治療に通わせる傍ら、「お母さんも施術してほしい！」という声をよく聴かせてもらう。肩凝りや腰痛、四十肩。中には原因不明の体調不良における寝込みなど様々な症状を訴える方が多い。小学生のお子さんをもつお母さんのこれまでの身体や環境履歴。そして、今何が身体に起こっているのか。少し触れてみたい。　“育児と家事の両立”という超多忙な生活から始まる子育て。「自分の健康は二の次、三の次」という具合に自分の趣味嗜好の扉は閉ざされ、自分と向き合う時間もない6年間はまさに“第一期　子育て奮闘期”ではないだろうか。現在では共働き世帯が増え、お子さんを保育園に預けることで朝から夕方まで働き、そこから育児や家事をする方が増えている。しかし、待機児童問題により幼稚園に預け、パート雇用などの隙間時間を利用して仕事をする方も増えている。分刻みのタイムスケジュールを組まなければならないほど、“他己中心的な生活”である。【➡続きはダウンロードにてご覧ください】

（省略）環境の選択　～人、チーム方針～
　親御さんのほとんどがこの分野で最も悩まれるところではないでしょうか。私は先ず、指導者の方との相性をとても考えます。それは、前述に少し記しましたが中学期は思春期でもあり、心とからだの成長が著しいためです。気分が良いときもあれば、悪い時もあるといった波が激しいこと。そして深くかかわる友人は限られ、親や大人には言えないことを、その友人間で吐き出しあう深い関係性を構築します。これが、反抗期の第一歩です。こういった子どもたちの変様に理解があり、今の結果よりも後の可能性を信じ、いつまでも子どもたちを追いかけ、いつまでも𠮟咤激励をしてもらえる師弟関係を築ける方が理想です。【➡続きはダウンロードにてご覧ください】