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~ZOOM講義
『学ト×ブリ×プラ=?』
                 
      スピンオフ企画~                     『Re:中尾から始まる
     協働的対話・生活』

6月20日(日)
対談・質疑応答 19:30~21:30

オンライン懇親会 終了次第行います
定員:30
参加費2500円

お願い

今回はみなさんとの協同的対話を行うために、前回の佐藤のZOOM講義にご参加くださった方のみを対象とし、定員30名としております。定員を超過した場合、お断りすることがあることをご了承ください。

講師 佐藤克彦からのメッセージ

 先日はZOOM講義に参加していただき、誠にありがとうございました。私がお伝えしたものが無効・有害でしたらきれいさっぱり水に流し、広大なる海に放流していただきますようお願いするとともに、心から申し訳なく思います。本当にどうもすいませんでした。今後精進したいと思います。一方で、もしも有効なところが少しでもあったようであれば是非、有効な範囲でご利用いただければと思います。そうやって私の講義がみなさんの日々の生活に少しでもお役に立てていただけるのであれば、こんなうれしいことはありません。今後ともどうぞごひいきにお願いいたします。

 さて、このたび、学校現場の心理臨床家として長年活躍されている中尾先生から「前回の講義の続きとして、私と対談してみませんか」というご提案をいただきました。テーマは学校トラブル今昔物語です。
このテーマで私は、学校トラブルの15年ぐらいでの変遷をお伝えしました。具体的には、15年ぐらい前のクレームは、学校が秩序を守ることを絶対視して、これを一方的に押し付けてくるというやり方(←講義ではこれを「スパルタ方式」と呼びました)に対する反発が目立ち、こちらからは、学校にカウンセリング・マインド(←講義ではこれを対比的に「アテネ方式」と呼びました)を推奨していた。ところが最近では逆に、カウンセリング・マインドのみを絶対視してしまい、学校がすべてを無条件に受け入れた結果、保護者に振り回されてしまい、こちらからは、学校に限界設定をもうけるとか、人格を否定するような言動は拒否することなど、秩序を守り抜くという意味で、スパルタ方式に回帰するような助言をすることが増えているというお話をさせていただきました。

 この激動の歴史を私は、『学校外の専門家集団』の一人として目撃してきたわけですが、一方の中尾先生は、『学校内のスクールカウンセラーという当事者』の立場からこれを実体験してきたというのです。中尾先生の表現では「かつて一般的だったゼロ・トレランス教育(←寛容さをゼロに設定した教育。たとえば、規則への例外なき服従を強いて、反抗したら問答無用で退学処分にするなど)の弊害への反省から、カウンセリング・マインドが重視されるようになった。しかし今度は、カウンセリング・マインドへの偏重によって、新たな弊害が生まれるようになってきている」となります。

 私たちは、まったく正反対の立ち位置と関与の仕方であるにも関わらず、(言葉づかいは違えども)まったく同じものを見ていた…ということに驚きました。そればかりか、「では再びスパルタ方式に戻ればいいのか?ゼロ・トレランスにすれば済む話なのか?」…というまったく同じ問題意識を抱えていることにも気づきました。そしてさらに教育現場だけではなくどのような組織の教育・研修の現場でも、あるいは、一般企業でも病院でも家庭内でも同じような問題が、おそらく起きているのではないかと、私たちは考えました。それをみなさんと共有し、スパルタでもアテネでもない新大陸となるような突破口、ゼロ・トレランスともカウンセリング・マインドとも異なる非常口…を見つけていく協働的対話を試みたいと思います。

…というのが前半戦です。後半戦では、前半戦で行った中尾先生と私の協働的対話を始めとして(=きっかけとして)、みなさんからの問題提起や質問をしていただき、私と中尾先生…のみならず、(前回に引き続いての)主催者である新谷先生や司会者たる黒崎先生…のみならず、サポートメンバーとして黒子に徹していただいた梅本先生…のみならず、みなさん一人一人と、協働的対話を展開し、みなさん一人一人の、現場の知恵を結集することで、たとえ根本的な解決(=ユートピア)には至らずとも、現実的な次の一手を、目の前に見える実際に踏み出すことが可能な第一歩を、一緒に見つけていきたい…と考えております。

今回は『対話の実践』をメインとする性質上、どうしても人数制限を行わざるを得なかったのですが、あなたの現場のその知恵が、私たちが迷い込んだ袋小路からの脱出口を指し示す、唯一無二の貴重なヒントになるかもしれません。休日の貴重な時間帯ではありますが、この協働的対話へのご参加とご協力をいただけたならば、こんなうれしいことはありません。どうぞみなさん、よろしくお願いいたします。

講師紹介

佐藤 克彦

東京都教職員互助会
三楽病院 精神神経科科長 精神科医
日本ブリーフセラピー協会スーパーバイザー

癒しと笑いの両立のことばかり考えている精神科医。パラドックスが大嫌いだけど大好きという悩みをもつ複雑系男子


中尾 圭樹
福井県スクールカウンセラー
福井市小学校カウンセラー
福井市ゲートキーパー研修講師


元漫画家 「なかお よしき」
野生の心理屋

中尾 圭樹
福井県スクールカウンセラー
福井市小学校カウンセラー
福井市ゲートキーパー研修講師


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野生の心理屋