＊必ず複数人で、校正2回以上行う。
（シートに打った点字の校正）
（完成の点訳絵本の校正）など

＊シートに打つ前に、考えた点訳挿入の説明文が、絵本の趣意に合っているか、複数人で確認。

＊点字打ち間違いがあれば、間違った点字をつぶすのではなく、いちから打つ。

＊本を重ねたとき表紙の点字が潰れないようにするために、点字の周りを、上①②④⑤・下②③⑤⑥・左右は①②③④⑤⑥で囲む。（青色部分）

＊シートの四隅の角は,、丸く切る。

＊シートの四隅、余白1㎝程度。

＊1枚シートで作成、継ぎ貼りはしない。

＊点字を打ち間違えたら、いちから作りなおす。

＊シリーズ名は、絵本の背表紙、奥付などに書いています。

＊本の題名と分かりやすくするため、上①④・下③⑥・右①②③・左④⑤⑥で囲む。（黄色部分）

＊シリーズ名・題名はセンターに点字を打つ。

＊文頭は1～2マスあけ。マス空け数の決まりはない。

＊できるだけコンパクトに作成。縦長、横長になっても構わない。

＊絵本の表紙に【新版】と書いている場合は
（しんぱん）□　題名　
第1カッコ　しんぱん　第1カッコ　□　題名　と点字を打つ。

＊題名の前後に、棒線がある場合は
②⑤　②⑤　題名　②⑤　②⑤　と点字を打つ。

＊題名が2行になる場合は、行頭揃えて打つ。

＊中点（・）は打たず、1マスあけ。

＊題名の一部の字体が大きく書かれていても、表紙では強調文字は使わない。

＊本の題名が書いている辺りに貼る。

＊ブックカバーに貼らない。絵本に貼る。

＊文・絵・訳の順で打つ。

＊表紙と奥付で、作・作者と記述が違う場合は、それぞれの絵本印字の通り打つ。

＊こぐまちゃんシリーズの作者
表紙に1名、奥付に3名の場合、シートを貼るスペースがあるようなら表紙に3名打つ。

＊表紙に作者名のみ、奥付に（作　作者名）と記載の場合
表紙　さく□□作者名　と打つ。

＊外国人名、表紙に（例）M・Wブラウン、奥付に　マーク　ワイズ　ブラウン　と記載の場合、奥付記載の名前を表紙に打つ。

＊絵の説明文を入れる場合、注釈を中扉に貼る。
（点訳挿入符...点訳のてびき第4版P111）

＊絵本カバーに、作者コメントなど文章がある場合は、中扉の余白部分に貼る。

＊シリーズ本の題名の紹介の場合は、作らない。

＊貼る位置は、奥付が書かれている箇所、又は裏表紙の見返しの余白部分に貼る。

＊背表紙見返し箇所に貼れない場合は、表紙見返し部分に貼る。

＊貼るスペースがない場合
1）初版日を省略
　　↓
2）郵便番号の文字を省略し
・（123-4567）と打つ。
・数符①②③第1つなぎ符　改行　数符④⑤⑥⑦と打つ。
　　↓
3）郵便番号と住所を省略。

＊電話番号は1部署のみ打つ。
・打つ優先順位は（代表）→（販売）→（編集）
・（代表）文字は打たなくてよい。　
（販売）や（編集）の文字は打つ。

＊出版社の読み

• 小学館（しょーがくかん）
• 第1出版（だいいち■しゅっぱん
• 大日本図書（だいにっぽん■としょ）
• 金の星社（きんの■ほししゃ）
• 学研(がっけん)(がくしゅー■けんきゅーしゃ）
• ひかりのくに(ひかりのくに)(ひかりの■くに）
• 三起商行...（みき■しょうこう）

＊絵本に”著者紹介”の文字がない場合は、1行目は作者名から打つ。

＊〈著者紹介〉カッコは打たない。

＊作者名は右寄せで打つ。

＊文頭は2マスあけ

＊等（とう)(など）
　画（え)(がく）どちらの読みでも構わない。

＊外国人のカタカナ名の後ろに、アルファベット名の記入がある場合
アルファベット名は貼れる様なら打つ、必須ではない。

＊著者複数の場合、各1名1枚シートで打つ。

＊絵の形を貼った部分に、絵の名称や点訳挿入符での説明文が、重ならないように。

＊絵の顔に点字を打たない。（例　おんなのこ…ワンピースに打つ）

＊絵の中に点字を打つ場合、点訳挿入符は使わない。

＊絵の名称など貼る場所は
　①絵の中　貼れない場合は②へ
　②絵の下　貼れない場合は③へ
　③絵の右　貼れない場合は④へ
　④絵の左　

*小さい絵や細かいパーツは絵を取らなくてよい。必要な絵の場合は、名前または点訳挿入符で説明文を貼る。

＊凹面。点字盤で右から打つ内容です。

＊凹面。点字盤で右から打つ内容です。