環境問題は、世界共通の大きな課題。企業活動においても環境への対応が必須となり、大手企業を中心に環境マネジメントシステム(EMS)の導入が普及しています。EMSとは、企業や団体などの事業者が、環境に関する方針や目標等を自ら設定し、これらの達成に向けて取り組み、実行していくためのシステムです。
代表的なEMSとして国際規格のISO14001が知られていますが、中小企業にとっては費用や工数などの負担が重いものです。そこで、中小企業でも導入しやすいEMS国内規格の一つとして生まれたのがエコステージ。エコステージは、ISO14001と整合性が高く、さらに経営強化を図る有効なシステムです。国内中小企業を中心に普及が広まり、多くの大手企業の取引基準にも推奨されています。(1)ISO取得前の段階から取得後の段階にも継続して、下記のように5段階評価
(2)要素をシステム構築とパフォーマンス改善にわけで評価。
(3)各項目を点数化し、時系列評価や弱点の明確化が容易
(4)評価員が支援(コンサルタント)と評価
(5)第三者委員会、教育機関、評価機関がそれぞれ独立・客観性担保
エコステージとISO審査登録制度14001とは全く異なった制度であります。
又、エコステージは、コンサルティングを通してISO14001の普及に繋げる可能性のあるシステムであります。NPO法人ノウハウ会は、エコステージの審査機関であり、多数の評価員を抱え、下記のクライアント企業に対して、評価及びコンサルティングを行なっている。
・取引先から環境マネジメントシステムの導入を要請されている
・費用負担少なく、取り組みやすい環境マネジメントシステムを導入したい
・企業の社会的責任として、自主的に取り組みたい
・環境マネジメントシステム導入によりPDCAの仕組みを定着させたい