決済つきの予約システムが3,940円〜/月
肌に優しい化粧品の選び方と配合成分について

いつも使っている化粧品で刺激を感じたら、化粧品を見直す機会でしょう。肌トラブルをおこしやすい方は、肌に優しい化粧品を選ぶ必要があります。肌に優しい化粧品とはどのような商品で、どのような配合成分のものなのか解説していきます。

■敏感肌になる原因

・洗浄力が高い洗顔の使用

私たちの肌は皮脂腺から皮脂が分泌されています。皮脂は肌を保護する役割があるものです。しかし、洗浄力の高い洗顔料を使ってしまうと、せっかく分泌された皮脂まで奪い取ってしまうでしょう。すると肌の保護がなくなり、水分が蒸発しやすくなって肌が乾燥するのです。

・肌に刺激を与えている

間違ったスキンケアも敏感肌の原因になります。肌のためにしっかりスキンケアをしているつもりでも、肌に刺激が加わり、それが敏感肌の原因になっているかもしれません。たとえば洗顔やメイク落としで力を入れて擦る、シートマスクを毎日使うなどの方法です。

・生まれつきの体質

子どものころからアトピー性皮膚炎だった方などは、もともと肌が弱い体質の可能性があります。もともと肌を保護するセラミドの成分が少なく、肌が乾燥しやすくなってしまうのです。アレルギー体質で特定の成分にかぶれてしまう方もいます。

■敏感肌の保湿ケア

・保湿成分を選ぶ

敏感肌の方は保湿成分が不足しているため、肌が乾燥しています。化粧品を選ぶ場合は、セラミド、アミノ酸などの保湿成分を選ぶようにしましょう。これらは肌にもともと存在する保湿成分なので、敏感肌の方でも刺激が少なくなっています。

・アルコールや添加物を避ける

アルコール配合の化粧品は、さっぱりとした使用感ですが肌が乾燥しやすいのがデメリットです。添加物も肌に刺激を与える可能性があるので、敏感肌の方は避けましょう。敏感肌用のスキンケア商品であっても、使ってみて刺激を感じるようなら使用を中止してください。

・手のひらで優しく馴染ませる

コットンで叩くように馴染ませたり、拭き取るように化粧水を付けたりするのは避けましょう。どちらも肌に負担がかかる方法なので、敏感肌の方には向いていません。化粧品は手に取り、手のひらで包み込むように馴染ませていきましょう。

■使用前にテストをする

・テスト済みでもテストする

敏感肌向けの化粧品では、テスト済みと書かれていることがあります。実際に敏感肌の方に使ってもらい、刺激が少ないことが証明されているものです。しかし、全ての方に刺激がないわけではないので、必ず使用前にテストしましょう。

・二の腕の内側でテスト

二の腕の内側を石鹸で洗い流し、水分を拭き取ってからテストする化粧品を付けます。30分後に肌の状況を確認して、1~2日付けたままにして確認しましょう。肌に問題がおきなければ、トラブルの危険性が少ないといえます。

・季節や体調によってもテストする

一度テストした化粧品でも、季節や体調によっても変化することがあります。季節で肌トラブルがおきやすくなる方は、季節ごとにテストすると安心です。以前問題がなかった化粧品でも、刺激を感じることがあります。

■無添加化粧品について

・無添加の定義はない

どの成分が含まれていないと無添加と表示できるなど、明確な定義はありません。メーカーの判断で無添加化粧品として表示できるので、無添加だけの言葉に惑わされないようにしましょう。どのような成分が無添加なのか調べることで、肌への刺激がわかりやすくなります。

・パラベン無添加

無添加化粧品でよく見かけるのが、パラベン無添加です。パラベンは防腐剤で、化粧品を腐らせないために必要になります。水でも腐れば肌に影響を与えるので、化粧品に防腐剤を加えることは重要です。防腐剤を使っていない化粧品は腐敗しやすいので注意しましょう。化粧品の成分では、刺激が少ない防腐剤もあります。

・アルコール無添加

化粧品に含まれるアルコールは、清涼感や肌の引き締めの目的で配合しています。防腐剤の役割も持っています。さっぱりとした使い心地になり、皮脂の分泌が少なく感じられるでしょう。しかし、アルコールは敏感肌の方に刺激がおこりやすいです。

■敏感肌が注意したい紫外線

・敏感肌は紫外線の影響を受けやすい

敏感肌だから日焼け止めを塗らないという方もいるかもしれません。しかし、バリア機能が低下している敏感肌は、紫外線の影響を受けやすいのです。紫外線はコラーゲンやエラスチンを破壊する原因でもあるので、敏感肌の方も避けなければなりません。

・効果が低いものを塗り直す

敏感肌の方が日焼け止め対策をするなら、刺激が少ないSPFの数値が低いものを選びましょう。日焼け止めクリームは効果が高くなると刺激が強くなります。敏感肌の方は効果が低いものを、こまめに塗り直すと刺激が少なくなるでしょう。

・帽子や日傘を使う

肌トラブルがおきて紫外線止めクリームが塗れないときは、帽子や日傘が役立ちます。UV効果がある商品もたくさん出ているので、外出時に使いましょう。紫外線は夏以外にも降り注いでいるので、夏以外の対策も必要です。

肌に優しい化粧品の選び方のコツは、下記リンクからもチェックできます。

■まとめ

肌が弱くてどの化粧品を選んだらいいのか迷ったら、肌に優しい化粧品の選び方をチェックしてみましょう。敏感肌の方は間違った化粧品選びや、間違ったスキンケアでも肌トラブルをひきおこしていることがあります。毎日のスキンケアを見直してみましょう。