実は気功というのは科学的にもその原理が解明されてきています。

そこで、気功のメカニズムに関して少し説明したいと思います。

脳機能学者、認知学者という科学者でありながらも、全日本気功師会副校長である苫米地英人氏の書籍からそのメカニズムを引用したいと思います。

苫米地師は私の気功の師匠でもあり、脳科学や哲学の博士号を習得しています。

 
＜苫米地英人著、「気功」洗脳術から引用＞

本書では、私が初めて「気功」をテーマに語っています。

なぜ脳科学（正確には「機能脳科学」ですが、本書では簡単に「脳科学」と統一しています）を専門とする学者の私が、気功について語るのかと不思議に思う読者もいることでしょう。

気功の本質は情報にあり、脳と密接な関係を持っています。

この本を読んでいただければ、そのような疑問は氷解することでしょう。

本書は、脳科学の側面から見た気功ををつづった画期的な内容になったと思います。

＜中略＞

私の脳科学の研究は、自分の持つ特殊な能力のカラクリを解明したいというところから始まったと言えます。

その研究施設に通っていたころ、こんなことがありました。私が患者さんに向けて力（＝気）を送ると、患者さんがトイレに駆け込んだのです。

「先生出ました！」と患者さんが言うので便器を見ると、赤い塊が浮いています。

これを検査にまわすと、ガン細胞の塊だと判明したました。

体がいらないと思ったら、ガン細胞さえも取れてなくなります。

簡単に言えば、ガン細胞は自分の体が作り出したもの。だから、自分の体が「ガン細胞は必要ない」と思えば、ガン細胞はポロっと取れてしまいます。

これは他の症状でも同じです。

たとえば頭痛になった時、「頭痛が治った！」という気を送れば、簡単に治ります。

突飛な話に思えるかもしれませんが、ハゲだろうと治すことが出来ます。

また、「肌がきれいになれ！」と体が思えば、美容にも効果的です。

ダイエットだって可能なのです。

重要なのは、体の症状はすべて自分が作り出している事実を知ること。

＜引用終了＞

引用した書籍ではガン治療の話でしたが、気功は美容にも大きな効果を発揮します。

たとえばシミやくすみはメラニン色素が肌に沈着している状態です。

肌は新陳代謝で２８日で入れ替わると言われています。

本来ならば新陳代謝とともにメラニン色素も無くなっても良いのですが、シミが残るのは紫外線から細胞を守ろうと不必要な免疫が働き続けるからです。

自分（意識）としてはシミが消えてほしいけど、体（無意識）はメラニン色素を必要だと誤解している。

これがシミやくすみが残ってしまうメカニズムです。

そこで気功による働きかけを行って、「メラニン色素を生み出す必要はありませんよ。」

という情報を送ってあげることでシミは自然に新陳代謝で消えていきます。

アンチエイジングも同じ要領です。

人間にはもともと成長ホルモンという体を修復するホルモンがあります。

大人になると、これ以上成長ホルモンを出し必要はないなと無意識が分泌を抑えてしまいます。

それによって細胞の修復が行われなくなり、筋肉が衰えて全身がたるんできたり、肌のハリが衰えていきます。

ですが、気功で「成長ホルモンを分泌しましょう！」という情報を送ってあげれば、若い頃と同じように成長ホルモンを脳が分泌していきます。

自然と体にメリハリがついて、肌がきれいになって全身が若返ることになります。

美容というのはすべて自分の体のことです。自分の体のことは、気功を使うことで上手にコントロールできるようになります。

小顔にする、鼻を高くする、脚を伸ばす・細くする。

こういったこともすべてクレオパトラ美容気功で実現可能です。