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繋ぐのは命プロジェクト

コンセプト


動物の命をつなぐ街づくりをめざして


年間100万人以上の観光客が訪れる、旭川市旭山動物園
動物たちの命の輝きを発信する『行動展示』や飼育員さんによる動物ガイド『もぐもぐタイム』など、全国的にもユニークな取り組みを行ってきた旭山動物園。旭川市は人口34万人ほどの街ですが、旭山動物園は年間100万人以上の観光客が訪れる北海道有数の観光スポットとなっています。旭川市民のみなさんは、旭山動物園に対してどんなイメージを抱いているでしょうか?冒頭のような観光客を誘致する観光スポット?こども達の心を育む教育施設?家族・カップルで楽しむ思い出と憩いの場?動物園はこのように、様々な役割を果たしていますが、旭山動物園には根底に目指している理念・考え方があります。
知られざる旭山動物園の理念と独自の活動
旭山動物園には、『野生動物の、ありのままの生活や行動、しぐさの中に「凄さ、美しさ、尊さ」を見つけ、彼等の命の輝きを動物園に足を運ぶ多くの人々に伝えること。』という、独特な理念があります。この考え方を基に、全国的にも先駆的な行動展示をはじめとした園内での取り組みに留まらず、地元の学校との共同授業の実施、北海道の自然保全活動、さらにはオランウータンの故郷であるボルネオ島の環境保全など様々な取り組みを行ってきました。今日、環境問題により世界の至る所で生存の危機を迎えている野生動物の保全へ向けて動物園職員としての枠組みを越え、多様な活動を行っています。
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20xx年xx月xx日
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旭山動物園の活動に市民として参加したい
わたしたち『繋ぐのは命プロジェクト』は、この旭山動物園の考え・活動に共感し、何かわたしたち旭川市民の側から取り組める活動はないだろうか。そこから始まった有志の市民団体です。地球規模の環境問題や身近な人と自然との関わり、そして野生動物の命の尊さを、旭川市民のみなさんと感じ、共に考え、感謝の気持ちを形にする活動の輪を拡げることで、自然や野生動物との共存する未来へ繋がる街づくりをめざします。
【繋ぐのは命プロジェクトとは?】
「繋ぐのは命プロジェクト」は、旭山動物園が取り組むボルネオへの恩返しプロジェクトの活動に強く共感し、この取り組みを旭川市民をはじめとした多くの方々に伝えることを目標として、2017年に設立された有志の市民団体です。2017~2019年と『旭川市の市民の企画提案による協働まちづくり事業』に採択され、旭川市旭山動物園と協働して活動を行っています。
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代表メッセージ

旭山動物園ではボルネオオランウータンを飼育しています。彼らの故郷がどんな環境になっているのか、旭山動物園の取り組み「ボルネオへの恩返しプロジェクト」から衝撃的な現状を知りました。食品・化粧品・洗剤・医療品などに使われ、私たちが生活するうえで欠く事が出来ないパーム油は、マレーシアボルネオ島のジャングルを切り開いたアブラヤシの農園で生産されています。ボルネオ島は決して日本にとって遠い存在とはいえない島なのです。
今日の豊かな生活の陰で、ゾウやオランウータンなどの野生動物たちの生活の場が脅かされ、森も動物たちも姿を消そうとしている事実があります。様々な恩恵を受けている私たちがボルネオ島の現状を否定する事は出来ませんが、動物たちの置かれている環境を少しでも改善しようと活動をしている旭山動物園に、私たちは共感しました。
この活動を旭川市民にもっと深く知って頂く事を目標に掲げ、「繋ぐのは命プロジェクト」を設立致しました。私たちの生活が、海外や地元の自然環境との繋がりのうえに成り立っていることを共に学び、野生動物たちの命を未来へ繋ぐ活動を応援して頂けるパートナーを募集しています。
繋ぐのは命プロジェクト代表 原田幸枝

ボルネオ島ってどんな島?

ボルネオ島について
ボルネオ島は日本から南に約5,000km離れた、東南アジアの赤道直下に位置する島です。世界で3番目に大きな島で、北部のおよそ1/3がマレーシア、その間にブルネイが位置し、その他の2/3はインドネシアです。島には熱帯雨林が広がっていて、オランウータン、ボルネオゾウ、テングザル、サイチョウと言ったたくさんの動物や昆虫、植物が暮らしており、「世界でも有数の生物多様性の宝庫」と呼ばれています。しかし、最近のたった50年ほどの間でアブラヤシ(パーム油の原料)プランテーション農園の開発によりその姿は一変してしまいました。
①豊かな生態系
200種以上の哺乳類、600種以上の鳥類、1万5千種以上の植物類
②パーム油の生産量の増加
パーム油の生産量は1960年代からの50年で10倍の600万tに

③熱帯雨林の減少
パーム油の原料であるアブラヤシ農園の拡大により過去50年で森林面積は半減
④動物たちの絶滅の危機
島の固有種であるボルネオオランウータンは過去50年で90%減の4万人に
④動物たちの絶滅の危機
島の固有種であるボルネオオランウータンは過去50年で90%減の4万人に

活動事例

親子で学ぶ環境学習会(キャンプ・自然観察会・勉強会)

旭山動物園や21世紀の森などを主とした近郊のフィールドワークを通して子供たちと共に身近な自然を観察し、触れ合い、感じてもらうイベントです。宿泊を含むイベントや気軽に参加できる日帰りのプログラムなどがあります。身近な北海道の自然とわたしたちの暮らしの関わりを知ることで、ボルネオ島の自然と地元住民の関わり、そしてわたしたち自身の暮らしとの関わりを実感できるきっかけづくりを目指しています。

パネルシアター「ボルネオゾウの子守唄」の訪問活動

厳しい環境の中で懸命に生きているボルネオゾウの親子のストーリーを旭山動物園と共同で作成した手作りのオリジナルストーリーです。パネルに布を貼った舞台に絵を貼ったりはがしたりして話を展開します。各種イベントでの実施や幼稚園・保育園・小学校・放課後児童クラブなどに訪問し、読み聞かせを行う活動をしています。

総合環境フォーラム

まるごと一日を使い多様な手法でボルネオ島および北海道の自然環境問題を知る・感じる・未来を考える総合イベントの開催・運営を行っています。パネル展示や講演会、ミュージカル、子供が楽しんで参加できるワークショップなど幼児から大人まで幅広い年齢層の市民を対象にしています。
※写真は2018年9月23日に行われた劇団シンデレラさんによるミュージカル。感動的なストーリーでボルネオ島の現状を伝えて頂きました。

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