「見ざる言わざる聞かざる」の順でも言い、日光東照宮の「三猿」も「見ざる言わざる聞かざる」の順番で並んでいる。 漢語の「不見、不聞、不言」を訳したものが天台宗の教えとして伝わったとする説がある。NikkoWiseMonkeysは外国でも大変有名。東照宮のある日光で作られたお酒のラベルですから三猿はうってつけですね!
日本酒は米と米麹と水から作られたお酒です。
その種類は
「純米大吟醸酒」「大吟醸酒」「純米吟醸酒」「吟醸酒」「特別純米酒」「純米酒」「特別本醸造酒」「本醸造酒」「普通酒」
なんと、9種類もあります。
簡単に日本酒の種類についてご説明しましょう。
まずは名前に「純米の記載がある」ものと、「純米の記載がないもの」に分けてみます。
「純米酒」「特別純米酒」「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」の純米の日本酒
VS
「普通酒」「本醸造酒」「特別本醸造酒」「吟醸酒」「大吟醸酒」の非純米の日本酒
ということです。
「純米」とは ①米と、②米麹、"だけ" で造られたお酒です。
「純米酒」「特別純米酒」「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」の4酒類です。
「純米の記載がない」ものは、
①米 ②米麹 "さらに" ③醸造アルコール を加えている
「普通酒」「本醸造酒」「特別本醸造酒」「吟醸酒」「大吟醸酒」の5酒類ですね。
醸造アルコールとは、濃いめの"焼酎"です
江戸時代から実施されている手法で、アルコール度の低いお酒を雑菌から守るその対策として焼酎を日本酒に混ぜるのです。最初はいわば、防腐剤の役割から始まりました。
じゃあ、「純米系」>「本醸造系」か?というわけではなく、
純米系(添加なし)=濃い口/甘め 本醸造系(添加あり)=薄口/辛めという傾向になりやすい。
"味の好み"もあるので、どちらが良いということではありません。
次にお米の研ぎ加減で分ける日本酒にとって・・「お米の中心=旨み」「お米の外側=雑味」である為、お米の外側は削ります。
その精米の度合いで以下に分類されます。
■70%〜 (20-30%削った状態)=普通酒
■60~70% (30~40%削った状態)= 純米酒・本醸造酒
■50~60% (40~50%削った状態)=吟醸酒・純米吟醸酒・特別純米酒・特別本醸造酒
■〜50% (50%以上削った状態)=大吟醸酒・純米大吟醸酒
"大吟醸"は最高級の部類となり、香りが華やか、味わい深いお酒が多いです。
最初は「大吟醸」って何?だけでも覚えておけばいいかもしれませんね!