とある診療所の医師
自治医科大学卒業。初期研修の後、宮城県内の田舎の医療機関で麻酔科の他、外科、内科、整形外科などに勤務する。
その後4年間、当時人口1700人の村の診療所勤務経験を通して、地域における痛み医療の重要性を認識。日本のペインクリニック科でペインクリニック医として研修を受ける。その後宮城県石巻市の総合病院麻酔科を経て、平成17年ペインクリニック専門の有床診療所を開設する。
地域における痛み医療の重要性を認識したが、ペインクリニックの研修をできる施設があまりにも少ないことを懸念して、教育研修ができる診療所を自ら開設。大学病院での研修勤務を受けていない立場ながら、後進の育成にも取り組む。
今までに20名以上の医師がペインクリニックの研修を終了し、全国各地で活躍している。