なぜ、このようなイベントを開催しようと思ったのか。
少しお話しさせてください。
私が療育センターに勤めていた頃、小学4年生の男の子と出会いました。その子は重度の障害をもっていて、言葉を話すことはできませんでした。昼夜問わず眠っていることが多く、声をかけても殆ど反応を返してくれることはありませんでした。
そんな彼も“人の関わり”と“便利な道具(支援機器)の活用”で変わりました。
彼は多くの人とのコミュニケーションを楽しみ、級友との文通を楽しみ、一人で移動することへも挑戦するようになりました。
その後、私は訪問リハビリをはじめました。
在宅には“人の関わり”はありますが、“便利な道具”は、まだまだ普及していません。
そんな中、重度の障害をもつ子どものママの「コミュニケーションをとれないことが何よりもつらい」という言葉を受け、「家族と子ども達が多くの幸せを感じられるようにサポートしたい」「重症児がもつチカラを引き出し、コミュニケーションへとつなげたい」という想いが募りました。
これが、私がこのイベントを企画した理由です。
➡お子さまの表情を見て使い心地を確認できるので、お子さまに合う機器を選ぶことができます。また、大型の機器導入に当たって心配な課題をリフォームのプロに相談できます。
特別支援学校等への教育支援、発達障害児に対する福祉機器の開発も数多く手掛ける。
《著作》
作業療法士が行うIT活用支援 医歯薬出版株式会社
発達が気になる子の脳と体をそだてる感覚あそび(共著) 合同法規出版 など
福祉住環境設計のスペシャリスト。企業の福祉機器開発のコンサルタントや開発支援などを行っている。
《著作》イベント | 第3回 重症児の家族のための支援機器体験会 |
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日 時 | 2026年5月 日(土)
お昼の会 11:00~13:00 午後の会 13:30~15:30 |
場 所 | サンレイクかすや 多目的ホール 【JRをご利用の場合】 長者原駅より徒歩7分 【西鉄バスをご利用の場合】 天神より粕屋町役場行き(31番) →粕屋町役場下車 徒歩1分 【お車をご利用の場合】 九州自動車道 福岡ICから約10分 福岡空港より約15分 |
主 催 | 重症児と家族の コミュニケーションを支える会 |
入場料 | 無料 事前申し込み制 |
ワーク ショップ |
無料 事前申し込み必須 先着20名 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
【イベントへ参加される皆さまへ】
イベントの様子は、動画および静止画で撮影をさせていただきます。動画や静止画はイベント活動報告としてインターネット上で紹介をさせていただきます。写真撮影を控えたいという方は、お手数ですが当日、ワークショップ担当撮影スタッフにお申し出ください。ご協力お願いいたします。