東京教区500ヵ寺からつながる
オンラインお待ち受け大会


2023年に真宗本廟(東本願寺)にて50年に1度の「慶讃法要」が厳修されます
 真宗大谷派では、来る2023年、宗祖親鸞聖人が誕生して850年、そして浄土真宗が開かれて800年となる年を迎えることから「宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃法要」が勤まります。
 その慶讃法要に先立ち、2022年6月13日に「東京教区お待ち受け大会」をお勤めします。
 慶讃テーマ「南無阿弥陀仏 人と生まれたことの意味をたずねていこう」のもと、皆さまとともに、親鸞聖人の御誕生、そして立教開宗の意義をたずねてまいりたいと思います。
「私」にとっての慶讃法要
 2021年4月に開催された真宗本廟お待ち受け大会・本廟創立七百五十年記念大会の記念法話において、池田勇諦先生は、「慶讃」という言葉の原点である「慶喜奉讃(きょうきほうさん)」について、「慶喜」は「本願の呼び掛けに呼び覚まされた知恩の感動を表し」、「奉讃」は「知恩の感動に必然する報徳の歩みを表す」と押さえられました。そして、宗祖の御誕生と立教開宗の私たちにとっての意義を、「知らしめられた恩徳を、遇わせていただいた教えを、次の世代に確かに手渡していかねばならんという使命感に立ち上がること」とお示しくださいました。
 また、本廟の創立ということとも関連づけられ、来る慶讃法要を「本廟創立の精神に立ち返って、本願念仏の僧伽の伝統に召される慶びとともに、背負う責任を確認するご法要」であると、慶讃法要をお待ち受けする覚悟が、私たち一人ひとりに問われていることを述べられました。
仏法聴聞の場をたやさないために―寺院がつながるオンライン大会
 新型コロナウイルス感染症の拡大以降、対面による行事や法要が難しい状況のなかで「オンラインによる取り組み」が各地で広がっています。膝をつき合わせた会座による出あいや学びと比べてしまうと、その難しさが残るのもまた事実ですが、家を留守にできない方、体調面でご不安のある方、距離の問題などを抱えている方が参加できるという側面も、2年近くの取り組みの中で多く耳にしています。
 一方通行のオンライン視聴のみにとどまらぬよう、寺院の方におかれては、ぜひお寺を視聴会場にされて有縁の方と共々に聴聞できるような、そういう場が開かれることを願っております。
 また、会議や打合せなど、寺院や組単位による取り組みのオンライン利用にご不安を抱える方もいらっしゃるかと思います。本大会の取り組みをきっかけに、東京教区教化委員会ではオンライン化サポート事業を立ち上げておりますので、この機会にぜひご相談ください。

概要について

東京教区 お待ち受け大会

  • 期  日:2022年6月13日(月)
  • 時  間:13:30開会(15:30閉会)
  • 実施形態:YouTubeによるライブ配信(zoomによる参加も可)
  • 来  賓:大谷暢裕ご門首、木越渉宗務総長
  • 【当日スケジュール】
  • 13:30 開会
    13:40 挨拶【大谷暢裕ご門首】
    13:45 勤行【正信偈同朋奉讃】
    14:05 休憩 ※写真スライドの上映
    14:20 内局挨拶
    14:25 記念講演【池田勇諦氏】
    15:30 閉式
  • 13:30 開会
    13:40 挨拶【大谷暢裕ご門首】
    13:45 勤行【正信偈同朋奉讃】
    14:05 休憩 ※写真スライドの上映
    14:20 内局挨拶
    14:25 記念講演【池田勇諦氏】
    15:30 閉式

講師について

池田 勇諦 氏

同朋大学名誉教授・真宗大谷派 西恩寺前住職(三重県桑名市)

 私にとって慶讃法要とは何なのか。これをどうしても一度、自分に問わなければならない。なぜか。もしも「私にとって」というこの一点が抜け落ちると、もう慶讃法要は私には関係がなくなる。つまり第三者になる。「ご本山で大きな法要が勤まるそうな」と、見物人でしかないことになってしまいます。この慶讃法要の主な内容である、親鸞聖人の御誕生を讃嘆するということ。そこからすれば皆さん、自分にとって「親鸞聖人の御誕生を喜ぶ」って、どういうことですか。
 私は、今回のご法要のテーマとして掲げられてあるあのお言葉が、如実にそれを教えてくださっていると思うのです。「南無阿弥陀仏 人と生まれたことの意味をたずねていこう」。
 親鸞聖人の御誕生を喜ぶということの根底には、何はともあれ、わが身の誕生が受け取れるか受け取れないかということが、問われているのです。

 (「宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要、真宗本廟お待ち受け大会・本廟創立750年記念大会」記念法話 ※「真宗」誌2021年6月号より一部掲載)

参加方法

事前の申し込みは必要ありません。どなたでもご参詣(ご視聴)できます。
下記赤いボタンより専用チャンネルへ!
事前の申し込みが必要です。参加に必要なミーティングIDを改めてお送りいたしますので、専用フォームよりお申し込みください。
下記青いボタンよりお申し込みフォームへ!
事前の申し込みが必要です。参加に必要なミーティングIDを改めてお送りいたしますので、専用フォームよりお申し込みください。
下記青いボタンよりお申し込みフォームへ!

オンライン大会に関するQ&A

  • Q
    当日はどうしたら視聴できますか? また、誰でも視聴することができるのですか?
    A
    インターネットに接続したパソコン、データ通信(やWi-Fi接続)が可能なスマートフォンやタブレット端末をご用意ください。上部の「参加方法」にある「東京教区YouTubeチャンネルへ」という赤いボタンをクリック(タップ)いただくことでYouTubeの視聴ページへ遷移します。
    また、YouTubeのアプリより「真宗大谷派 東京教区」と検索し、東京教区のYouTubeチャンネルよりご視聴ください。
    YouTubeによる参加は申し込み不要です。どなたでもご参詣いただけます。
  • Q
    お寺を視聴会場にする予定です。設営のやり方や機材について不安があるのですが…?
    A
    東京教務所(教化委員会)でサポートいたします。ご不安な内容をお問い合わせのうえ、必要に応じて各寺院にお伺いさせていただくことも可能です。まずはご連絡ください。
    双方向に顔が見えるzoomによる参加の場合は、上部の「参加方法」にある「お申込みフォーム(Googleフォーム)へ」よりお申込みください。改めて参加IDなどをお送りいたします。
  • Q
    後日に視聴することはできますか?
    A
    オンライン配信ではありますが、参集での大会同様、同じ日の同じ時間に人々が集って聴聞することを大切にしてまいりたく、現段階では後日視聴(アーカイブとして残す)は未定です。
    しかしながら、やむをえず参加がかなわない方もいらっしゃるかと思いますので、その際は個別に対応させていただくことを検討しております。
  • Q
    後日に視聴することはできますか?
    A
    オンライン配信ではありますが、参集での大会同様、同じ日の同じ時間に人々が集って聴聞することを大切にしてまいりたく、現段階では後日視聴(アーカイブとして残す)は未定です。
    しかしながら、やむをえず参加がかなわない方もいらっしゃるかと思いますので、その際は個別に対応させていただくことを検討しております。
 ぜひ、お寺を会処(視聴会場)として、有縁のご門徒と一緒にお参りいたしましょう。参詣者用の法要パンフレットも準備しておりますので、ご入用の際は東京教務所までご連絡ください。
 開催までにご不安のある方(寺院)におかれては、会処開設のサポートも行います。その際も、下記電話番号までご相談ください。
真宗大谷派 東京教務所
(企画:教区慶讃法要お待ち受け法要部会)
《問い合わせ 東京教務所【03-5393-0810】》


お待ち受け大会に向けた取り組み

 そもそも「慶讃法要」って何? 「御誕生と立教開宗(りっきょうかいしゅう)」、どうしてふたつの事柄が並んでいるの? 
 「慶讃法要の意義を学ぶ研修会」をとおして、法要とテーマに込められた想いをお話しいたします。あなたもわたしも、阿弥陀さまからの呼び声をいただいている御同朋です。
 Youtube配信という画面越しではありますが、ともに意義を学んでいきましょう。

慶讃法要の意義を学ぶ研修会【2021年10月15日(金)】

酒井 義一氏
(東京5組 存明寺住職)
①慶讃法要の願いについて
《profile》
教区慶讃事業企画運営委員会委員、宗務審議会「慶讃法要基本計画に関する委員会」会長代理・「教学、教化に関する小委員会」主査
白山 勝久氏
(東京5組 西蓮寺副住職)
②慶讃テーマについて
《profile》
教区慶讃事業企画運営委員会委員、慶讃法要テーマに関する教学検討委員会委員
柴﨑 光氏
(茨城1組 一乘寺門徒)
③慶讃法要への想い
《profile》
教区慶讃事業企画運営委員会委員、教区門徒会長
柴﨑 光氏
(茨城1組 一乘寺門徒)
③慶讃法要への想い
《profile》
教区慶讃事業企画運営委員会委員、教区門徒会長




過去を振り返ろう!

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