トラウマを
「素早く」「徹底的に」処理する
新しいサイコセラピーを学ぶ!

【ブレインスポッティング】
公式Phase1トレーニング 開催

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日本では2回目となる、3日間を通して行われるPhase1トレーニングです。ブレインスポッティングの基本的な3つの方法、そしてより複雑な状態の相談者に対してBSPを使うリソースモデルを、レクチャー・デモンストレーション・実習を交えて習得します。

日程
2017年7月15〜17日(3日間のトレーニングです)
15日:10:00〜16:30/16・17日:9:30〜16:30

受講料(早期申込み割引(6月15日まで))
80,000円75,000円
(懇親会参加+4,000円)

ブレインスポッティングとは?

ブレンスポッティング(BSP)は、脳と身体と関係性に根差した新しいサイコセラピーです。EMDRのエキスパートであったDavid Grand博士によって精神分析、ソマティックエクスペリエンス、そしてEMDR等の影響を受けて2003年に米国で開発されました。

視野上に「ブレインスポット」と呼ばれるトラウマと関連した目の位置を特定し、フォーカスして処理を行うBSPは「見る位置によって感じ方が変わる」というキャッチフレーズで言い表されます。

その素早く高い効果から、BSPは北米・南米・欧州・豪州を含め、瞬く間に世界に広がり、そして日本、インドネシア、フィリピン含むアジアにも広がりつつあります。現在、世界中で10000人以上の臨床家によって学ばれています。

ブレインスポッティングの特徴


BSPの特徴はその速さ・効果の大きさです。それは1)癒しの処理が起こる枠組みを作り出すための関係性の重視、2)視野の中にトラウマと関連のある目の位置を特定しフォーカスして処理を起こす神経生物学の活用、そして3)これらが全て自然に起こるための不確定性原理の実践から生まれます。

「何も推測しない」態度から、相談者との関係性の同調を経て「安心・安全」の空間を作り出し、そこにブレインスポットを特定することを含め、神経生物学的な同調をすることで、相談者の脳が集中的なトラウマ処理を起こす枠組み(フレーム)が生まれます。これは、プロトコルに沿うのではなく「全ては不確定である」という態度を受け入れ「今この瞬間」に沿っていくことで実現します。

ブレインスポッティングの理論

BSPは神経生物学的な仮説に基づいています。ブレインスポットにアクセスすることで皮質下の活性化、また同時に身体と感情体験を抑制する無顆粒層を含む新皮質の活性化が起こることで、問題にフォーカスした高い活性化状態において身体の抑制機能を働かせ「終わっていなかったトラウマ反応を完了」させ、トラウマの影響を取り除きます。

無限大の神経の結合が人間には存在するという事実から「癒しの本質は来談者の脳にある」と仮定し、それを唯一の癒しの拠り所として信頼します。セラピストが先に立って導くのではなく、むしろ、尾が頭に必ずついていく「彗星の尾」のようになって、徹底的に来談者の処理に寄り添っていきます。それにより、来談者が生存するための本来の力を引き出し、問題の解決へと誘います。

ブレインスポッティングのエビデンス


BSPの臨床試験は始まったばかりで、十分な数のエビデンスはまだありません。ドイツでBSPの予備調査が公刊され、また数年内にスペインで、BSPの比較調査の公刊が決まっています。2つの調査はBSPが高く効果のある方法であることを示しています。

また一般にすでに公開されている根拠として、2012年に起きたアメリカ銃乱射事件の被害者ケアに関する調査結果が公開されています。乱射事件が起きたサンディ・フックのコミュニティーを対象に調査が行われた結果、BSPはソマティックエクスペリエンス(SE)やEMDRと同様かそれ以上に効果があると感じられたということが報告されました。

始まったばかりのこれらの研究や調査から、BSPは今後十分なエビデンスを積み重ねていく潜在的可能性があると言えるでしょう。

ブレインスポッティングに関するQ&A

  • Q:BSPでは道具を使いますか?

    A:たいていの場合は、指示棒、そしてバイオラテラルCDという特別な音楽を用います。また視野を制限するためのゴーグルを使う場合もあります。

  • Q:BSPの対象疾患はどういったものでしょうか?

    A:Phase1トレーニングで習得する3つの方法と態度の深い理解があれば、たいていの状態の相談者に使用することが出来ますが、習熟度により異なります。DID(解離性同一性障害)等の重篤な状態に対しては、それなりの経験と理解度が不可欠になります。


  • Q:BSPは安全ですか?

    A:脳の自然な処理能力を拠り所にするので、侵襲性は高くはありません。一方で、その処理自体に反応する相談者に対しては、十分な心理教育が必要となります。

  • Q:BSPにはプロトコルがないので、いつ何をして良いか分からず不安です。どうすればよいでしょうか?

    A:BSPにはセットアップという手順があります。それは状況によっては省いたり、順番を変えたりしても良い、BSP臨床における柔軟なガイドラインです。プロトコルに沿うことは、その場の状況に柔軟に対応できるセラピストの能力を妨げ、その結果相談者が十分に安心してトラウマの処理を行うことが出来なくなる場合もあります。練習を重ねてBSPのセットアップとそれまでの経験や知識を統合できるようになると、不安なくBSPを使えるようになります。

  • Q:BSPは統合的モデルであると習いました。どういう意味でしょうか?

    A:BSPは開かれたモデルです。BSPはセラピスト自身の経験や知識を殺すことがないまでか、十分に活用できるし、するべきだし、することでより一層効果が増す方法です。経験や知識とBSPのセットアップを統合し、自分らしさを出せるBSPの臨床を作り上げていくことが可能です。

  • Q:BSPではどんなトレーニングを受けられますか?

    A:BSPの基本3技法を学ぶPhase1、更なる3つの方法と枠組みの調整について習得出来るPhase2、3つの高度な方法とパフォーマンス向上の技術が学べるphase3、開発者David Grand博士が臨床で行う「フリースタイル」を学ぶマスター・クラス、そして参加者全員がセラピストとクライアントをDavid Grand博士の目の前で行い指導を受けるインテンシブ、の5つのトレーニングが提供されています。
  • Q:臨床心理士研修ポイントの対象になりますか?

    A:本トレーニングは、(公財)日本臨床心理士資格認定協会の研修ポイントの対象となるように申請予定です。しかし、システム上、ポイントが認められるかどうかは、研修終了後に決定します。よって、現時点では、認められることが確定しているわけでないことをご了承ください。

    研修ポイントご希望の方は、研修当日、会場受付のリストに、臨床心理士登録番号を必ずご記入ください。確定した場合、後日メールにてお知らせいたします。ポイントが認められた場合、後日、皆様が日本臨床心理士資格認定協会に提出されるポイント申請書類に、当トレーニング終了後にお渡しする受講証明書を添付してください。

  • Q:BSPでは道具を使いますか?

    A:たいていの場合は、指示棒、そしてバイオラテラルCDという特別な音楽を用います。また視野を制限するためのゴーグルを使う場合もあります。

トレーニングについて


3日間を通して行われるPhase1トレーニングでは、1・2日目で、BSPの「3本の脚」と言われる3つの基本的な方法を習得します。習得の方法として、スライドによる説明、トレーナーによるデモンストレーション、そして参加者によるプラクティカム(実習)という方法を採用しています。

3つの方法以外に、BSPの中心的な概念である不確定性原理、二重同調についての詳細な説明、そしてBSPの脳神経学的な仮説について学ぶことが出来ます。BSPの態度を身に付けることで、3つの方法も真の力を発揮する強力なツールとなります。また3日目は、BSPのトラウマについての理論や重篤な状態のクライアントに対する「リソースモデル」を習得することが出来ます。

また質疑応答の時間を十分にとり、レクチャーやデモンストレーション、プラクティカムから生まれる疑問について、議論をすることで、参加者の方それぞれのニーズに応えるトレーニングを計画しています。

トレーニング内容


3日間共に、レクチャー・デモンストレーション・実習を通じて習得します。
1日目
視野上にトラウマを見つける最も基本的な技法、
アウトサイド・ウインドウBSP
2日目
来談者のフェルトセンスからトラウマを視野上に見つけるインサイド・ウインドウBSP、
来談者が見つめる場所からトラウマを見つけるゲイズスポッティング
3日目
複雑な問題を抱える来談者の援助としてBSPを活用するリソースモデル
2日目
来談者のフェルトセンスからトラウマを視野上に見つけるインサイド・ウインドウBSP、
来談者が見つめる場所からトラウマを見つけるゲイズスポッティング

講師

鈴木孝信(すずきたかのぶ)


BSP開発者David Grand博士から直接指導を繰り返し受けている日本で唯一の国際BSPトレーナー。

Grand博士の片腕として、アジアにおけるBSPの普及を任されており、フィリピンにおける人道的活動としてのPhase1トレーニングも実施。精力的にBSP理論の発展にも関与。BSPのより深い理解のためにマインドフルネスの指導にもあたっている。定期的に勉強会を主催しセラピストのBSP理解促進、技術の向上のための活動を行っている。またBSPの個人コンサルテーションも実施。「ブレインスポッティング」(星和書店)共訳。「マインドフルネスのはじめ方」(金剛出版)翻訳。

ブレインスポッティング・トレーニング・インスティチュート日本(BTI-J)代表/日本ブレインスポッティング協会理事/東京多摩ネット心理相談室代表/赤坂クリニック心理士/米国Adams State University

ブログ

ブレインスポッティング 公式phase1トレーニング

実施日 2017年7月15日16日17日(15日10:00〜16:30 16・17日9:30〜16:30/3日間に渡るトレーニングです)
会場 エムワイ貸会議室四谷三丁目
内容
  • 1日目 アウトサイド・ウインドウBSP
  • 2日目 インサイド・ウインドウBSP/ゲイズ・スポッティング
  • 3日目 リソースモデル
※スケジュールは進行具合で変更することもあります
定員 80名
受講料 《早期申し込み(~6月15日まで)》
  • 75,000円(再受講は37,500円)
《通常申し込み(6月16日~前日まで)》
  • 80,000円(再受講は40,000円)
《懇親会(懇親会のみ参加はできません)》
  • 4,000円
受講資格
  • 臨床心理士
  • 医師
  • その他の対人援助職
「その他の対人援助職」や該当するかわからない場合はお気軽にお問合わせください。
経歴等を考慮して受講して頂けるかどうかをお伝えします。
講師 鈴木孝信(国際BSPトレーナー)
主催 ブレインスポッティグ・トレーニング・インスティチュート 日本
協力      
Brainspotting training Inc.
会場 エムワイ貸会議室四谷三丁目

会場

エムワイ貸会議室四谷三丁目

東京メトロ丸の内線「四谷三丁目」駅から徒歩1分(出口1)

アクセス情報