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"赤ちゃん授業"
           
   (in徳島/阿南市)


  ~赤ちゃんと中学生とのふれあい交流事業~
「赤ちゃん授業」
とは、次世代を担う生徒が、乳幼児とふれあう体験を通じて成長や子育てなどを
学び、命の大切さの理解を深めるとともに、子育てを地域で温かく見守り支援する環境づくりを推進する取り組みです。阿南市では市立中学校(10校)の生徒を対象に、2016年度から授業の一環として、赤ちゃんと中学生とのふれあい交流事業を「赤ちゃん授業」として、年に3~4校で行い、3年間で全校を巡回できるように実施しています。

 この事業は、阿南市教育委員会学校教育課の委託事業です

令和4年度(2022年)赤ちゃん授業もオンラインにて終了しました!
◎実施校と日程
 7月1日(金) 8:40~12:30 
    那賀川中学校   3年生3クラス対象 
 7月5日(火) 8:40~11:30
    阿南第一中学校① 3年生2クラス対象
 7月15日(金)13:20~15:10 
    阿南第二中学校 3年生2クラス対象
 10月18日(火)
    阿南第一中学校② 3年生2クラス対象

◎授業内容
 ・助産師の講義1時限・・
  妊娠・出産について、胎児モデルを使って
  胎児の成長、1歳までの成長と発達、
  思春期に大切にしてほしいこと
  などの内容の講義を実施。

 ・模擬体験とオンライン交流1時限・・
  赤ちゃん人形で抱っこ体験、
  妊婦ジャケットを着用して妊婦体験。
  その後、事前に協力をお願いしている
  保護者の方と生後6か月~3ヵ月頃の
  赤ちゃんとZoomで中学生と画面越しの
  交流を行いました。
那賀川中学校にて
令和3年度(2021年度)
 オンラインで赤ちゃん授業を行いました

 
 令和3年度は、椿町中学校,羽ノ浦中学校,新野中学校(伊島中学校と合同),阿南中学校にて実施。
コロナウイルス感染拡大の収束がみられない中、直接赤ちゃんとふれあうことはできませんが、画面越しの交流でも赤ちゃんの表情や成長の様子、親の気持ちを感じることができました。
 助産師の講義では、妊娠、出産、育児の話や、「命のバトンを渡されている」自分自身を大切にすることや、若い世代の健康増進の実現を目指すプレコンセプションケアについても学びました。
  また、胎児モデルを使って胎児の成長を知ったり、
赤ちゃん人形での抱っこ体験、妊婦ジャケットを付けて
妊婦体験を行いました。



令和3年度オンライン赤ちゃん授業の様子
助産師による講義
椿町中学校
新野中学校,伊島中学校(合同)
阿南中学校

阿南中学校
赤ちゃん人形で抱っこ体験
妊婦ジャケットを付けて妊婦体験
ビデオ会議システム(Zoom)で親子と交流
令和2年度(2020年度)
「赤ちゃん授業」の開催を中止しました


 令和2年度は、阿南中学校、椿町中学校、新野中学校(伊島中学校合同)で実施予定で進めていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の収束の目途が立たない状況を受け、参加者および関係者の健康・安全面を第一に考慮した結果、多数の参加者が集い、三密を避けられない対面での「赤ちゃん授業」の開催を中止いたしました。


 ◎これまでの
   「阿南市赤ちゃん授業実行委員会」実践中学校

2015年度   (徳島県委託事業)
      ・阿南第二中学校
      ・新野中学校、
      ・ 椿町中学校

2016年度   (以降、阿南市委託事業)
      ・羽ノ浦中学校
                ・加茂谷中学校、 
       ・福井中学校、
       ・椿町中学校、
       *阿南第二中学校
         (委託外:独自開催)

2017年度 ・阿南中学校、
       ・新野中学校・伊島中学校(合同)

2018年度 ・阿南第一中学校、
                ・阿南第二中学校、
       ・那賀川中学校

2019年度 ・加茂谷中学校
       ・福井中学校
       ・羽ノ浦中学校

2020年度   ※新型コロナウイルス感染症拡大
                   防止の観点より中止

2021年度 ※オンラインで実施
      ・阿南中学校
      ・椿町中学校
      ・新野中学校・伊島中学校(合同)
      *羽ノ浦中学校
         (委託外:独自開催)

2022年度  ・阿南第一中学校、
      ・阿南第二中学校
      ・那賀川中学校で開催
    
2015年度から2019年度までの赤ちゃん授業 

当初の赤ちゃん授業は、実際に学校に赤ちゃんを連れてきてもらい、保護者の話を直接聞いたり、赤ちゃんにリアルにふれあえる体験授業をしました。
中学生は、赤ちゃんとふれあう事前学習として、妊娠、出産、発育の学習や、人形での抱っこ体験をしました。
年間2回実施することで、同じ赤ちゃんと保護者の方には2回学校にきてもらい、前回からの赤ちゃんの成長や発達を直に感じることができ、赤ちゃんへの愛着を感じる中学生の心の成長も垣間見る機会となりました。

これまでの対面での授業の流れ
「赤ちゃん授業推進委員会」を各中学校で実施
校長先生はじめ教科担任や該当学年の先生、地域から主任児童委員、民生委員児童委員、実行委員会委員等が学校での赤ちゃんと中学生とのふれあい交流が安全で安心な環境で実施できるよう日程、会場の下見、授業の流れ、留意点等の打ち合わせを行い、共通認識のもと授業を実施する準備をします。
並行して、参加者募集(赤ちゃん親子、ボランティアスタッフ)を行います。
◎第1回授業 (前期開催)
生後2~9か月の赤ちゃんとのふれあい
赤ちゃんを触ったことがないまま親になる人が増加している現代において、その次代を担う生徒にとって、赤ちゃんの保護者から子育ての様子を直接聞くことは、命の重みを感じるとても貴重な体験になります。
また、将来の自分の子育てのイメージにつなげる生徒もいます。
◎第2回授業 (後期開催)
生後6か月前後から1歳になった赤ちゃん
数か月たち、大きくなった赤ちゃんにもう一度学校にきてもらい、赤ちゃんの成長を感じます。
家族やたくさんの人の関わりがあったおかげで今の自分の成長があることを感じ感謝につながります。
妊婦さんや赤ちゃんのきょうだい、
パパの参加もOK
1回目の授業の時は妊婦として参加いただきエコー写真などを見せてもらい、2回目授業の時には、生まれた赤ちゃんと参加してもらいます。
赤ちゃんと一緒にお兄ちゃん、お姉ちゃんも参加できます。パパの参加も歓迎します。生徒にとって将来のイクメンのイメージがふくらみます。男女共同参画の意識につながります。
妊婦さんや赤ちゃんのきょうだい、
パパの参加もOK
1回目の授業の時は妊婦として参加いただきエコー写真などを見せてもらい、2回目授業の時には、生まれた赤ちゃんと参加してもらいます。
赤ちゃんと一緒にお兄ちゃん、お姉ちゃんも参加できます。パパの参加も歓迎します。生徒にとって将来のイクメンのイメージがふくらみます。男女共同参画の意識につながります。
赤ちゃん授業で世代交流
先生は『学校でこんな生徒の顔を見たことがない』
生徒も、赤ちゃんを前にして思わず目尻が下がる先生のいつもと違う姿を発見します。授業の後『学校全体が優しくなった気がします』と言われ、改めて「赤ちゃんの力」を感じます。
赤ちゃんの保護者は将来の我が子の姿を生徒に重ね、地域の方には、子育て中の親や思春期の中学生への理解が深まり、地域の子育て力UPや地域連携につながります。「赤ちゃん授業」が定着し、地域のボランティアや参加する親子のリピーターが増えるなど事業への理解と協力が進んでいる実感があります。
「赤ちゃん授業」は、さまざまな相乗効果を生み出す可能性があります。
第1回赤ちゃん授業
(5,6月頃)
授業日までに胎児模型を校内で閲覧してもらいました。そして、ふれあい交流の事前授業で助産師さんから妊娠から出産までの胎児の成長や生後1歳半頃までの発達や成長を学びました。また、赤ちゃん人形を使って安全な赤ちゃんの抱っこの方法や接し方のレクチャーを受けて、いよいよふれあい交流が始まります。
◎「かわいい!」「やわらかい!」「思ったより重いなぁ」「泣いたら困るなぁ」など、初めての赤ちゃんの感触やふれあいにドキドキ!
赤ちゃんを前にみんなの笑顔が、あふれました。
ー地域のボランティアさんのサポートで安心!ー
地域の子どもや子育ての支援・相談等をしている主任児童委員さんをはじめ、子育て支援に理解のあるボランティアさんが、赤ちゃんと保護者、同伴のきょうだいを個別で見守り、困った時には手をさしのべ、安全に交流ができるようサポートしてくれます。
保健師さんの計測、相談
・保健センターの保健師さんが赤ちゃんの計測や子育て相談に対応してくれました。顔なじみの保健師さんのサポートは保護者にとって安心につながります。
・実行委員会のメンバーも助産師、保健師、教員、保育士等のメンバーで構成され、安心・安全に交流ができるよう見守り、子育て中の保護者に寄り添います。
第2回赤ちゃん授業
(10月、11月頃)
1回目の授業から、4~5か月たった秋に再び同じ赤ちゃんが学校にきてくれました。中学生も再会をとても楽しみにしていました。
「大きくなったね!」「おすわりができるようになったんだね」「おもちゃでよく遊ぶようになったね」「ハイハイもできるんだ」と、数か月ぶりの赤ちゃんの成長の早さに驚いたり喜んだり。泣いてぐずる赤ちゃんには『人見知りをしているんだよ』と、保護者やボランティアの人から聞き、これも赤ちゃんの成長の証しだと知ります。
『みんなもこうやって大きくなってきたんだよ』と、生徒に優しく語りかけ、自然と感謝につながる時間になりました。
第2回赤ちゃん授業
(10月、11月頃)
1回目の授業から、4~5か月たった秋に再び同じ赤ちゃんが学校にきてくれました。中学生も再会をとても楽しみにしていました。
「大きくなったね!」「おすわりができるようになったんだね」「おもちゃでよく遊ぶようになったね」「ハイハイもできるんだ」と、数か月ぶりの赤ちゃんの成長の早さに驚いたり喜んだり。泣いてぐずる赤ちゃんには『人見知りをしているんだよ』と、保護者やボランティアの人から聞き、これも赤ちゃんの成長の証しだと知ります。
『みんなもこうやって大きくなってきたんだよ』と、生徒に優しく語りかけ、自然と感謝につながる時間になりました。
    「阿南市赤ちゃん授業実行委員会」解散のお知らせ
 阿南市の中学校で「赤ちゃん授業」を実施するために2015年(平成27年)4月に有志で       発足したボランティア団体「阿南市赤ちゃん授業実行委員会」は、以来赤ちゃんと中学生と       のふれあい交流事業を市内中学校を巡回して実施してきました。
 この度、事業の継続を別団体に引き継ぐことにより、役割を終えましたので、令和4年度末を
もって解散解散いたしました。事業実施にあたりましては、赤ちゃんとそのお母さん、
それをサポートくださる地域ボランティアの方をはじめ大変多くの方にご参加をいただきました。
 ご協力いただきました多くの市民の皆さまに改めて深く感謝申し上げます。                尚、今後とも引き続き「赤ちゃん授業」に、ご理解ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。            令和5年3月 阿南市赤ちゃん授業実行委員会   
         
     〇お問合せ:阿南市教育委員会 学校教育課