#不登校は不幸じゃないin八女・筑後
主催者からの想い
昨年度、文科省の調査では小中学生の不登校児童数は約14万人でした。ですが、民間の調査によると中学生の10人に1人にあたる33万人もの子どもたちが、「隠れ不登校」の状態だという結果が出ています。隠れ不登校の子たちは、「教室にいるけど学校が辛いと感じている」「本当は授業に参加したくない」「登校はするけど、教室には入りたくない」といった思いを抱えているのだそうです。
私の娘は、小学4年生の三学期頃から、家でもあまり笑わなくなり、表情も乏しくなりました。話しかけても、「別に」というような反応しか返ってこないことが増えました。
はじめは、「これが、思春期なのかなあ」とのんびり構えていました。
5年生になってからは、発熱や頭痛、腹痛などのさまざまな体調不良に悩まされるようになりました。色んな病院をはしごしましたが、原因は分かりませんでした。
担任の先生から、「娘さんは授業中、両手で耳をふさいで机に突っ伏していることがあります」と聞いて、学校自体が娘の体調不良の原因だろうと確信。やっと「行かなくてもいいんだよ。今までよく頑張ってきたね」と伝えることができました。
娘本人から「学校に行きたくない」と言われたことはありません。行きしぶりもなく、行く行かないで親子でバトルになったこともありません。それどころか、朝は親より早く起きて、いつも学校には一番乗りで登校していく子でした。
後から聞いたところ、通学路で他の小学生に会うのが苦痛なので、誰よりも早く登校していたということです。そんな娘の想いに、家族の誰も気がついていませんでした。
「学校は行かなければならない場所」--子ども自身がその常識にとらわれて、誰にも相談できずに苦しんでいることはあるのです。
学校に行かなくなってから、娘はすっかり元気になりました。大きな声でよく笑う、ひょうきん者の娘が戻ってきました。
フリースクールやフリースペースで、新しい友達もできました。クラスで仲が良かった子達と遊んだりもできるようになりました。
娘の体がSOSを発してくれなければ、私は娘の苦しみに気が付かなかったかもしれません。
もしあのまま学校に行かせていたら、今のような娘はもう見れなくなっていたかもしれません。不登校になってよかった、と思います。
夏休み明けの9月1日は、子どもの自殺が一番多い日です。
「不登校は不幸じゃない」というメッセージが広がれば、苦しい思いを伝える子どもが増えるのではないかと思います。
大人たちは、学校に代わる居場所作りを始めるでしょう。もしくは、学校が変わろうとするかもしれません。
まずは一歩から。
子どもや保護者の皆様にとっての「仲間」や「繋がり」などの、「居場所」が見つかればいいなとの思いで、8月18日の場を設けさせていただきました。
当日は、いつ来ても、いつ帰っても構いません。
堅苦しいことは何もありません。
いま、悩みや苦しみ、不安をお持ちの方がおられましたら、ご参加をお待ちしております。
今回は都合がつかないという方も、ちくご地域ユースサポートはいつでも対応可能なので、よかったら連絡してください。
私の娘は、小学4年生の三学期頃から、家でもあまり笑わなくなり、表情も乏しくなりました。話しかけても、「別に」というような反応しか返ってこないことが増えました。
はじめは、「これが、思春期なのかなあ」とのんびり構えていました。
5年生になってからは、発熱や頭痛、腹痛などのさまざまな体調不良に悩まされるようになりました。色んな病院をはしごしましたが、原因は分かりませんでした。
担任の先生から、「娘さんは授業中、両手で耳をふさいで机に突っ伏していることがあります」と聞いて、学校自体が娘の体調不良の原因だろうと確信。やっと「行かなくてもいいんだよ。今までよく頑張ってきたね」と伝えることができました。
娘本人から「学校に行きたくない」と言われたことはありません。行きしぶりもなく、行く行かないで親子でバトルになったこともありません。それどころか、朝は親より早く起きて、いつも学校には一番乗りで登校していく子でした。
後から聞いたところ、通学路で他の小学生に会うのが苦痛なので、誰よりも早く登校していたということです。そんな娘の想いに、家族の誰も気がついていませんでした。
「学校は行かなければならない場所」--子ども自身がその常識にとらわれて、誰にも相談できずに苦しんでいることはあるのです。
学校に行かなくなってから、娘はすっかり元気になりました。大きな声でよく笑う、ひょうきん者の娘が戻ってきました。
フリースクールやフリースペースで、新しい友達もできました。クラスで仲が良かった子達と遊んだりもできるようになりました。
娘の体がSOSを発してくれなければ、私は娘の苦しみに気が付かなかったかもしれません。
もしあのまま学校に行かせていたら、今のような娘はもう見れなくなっていたかもしれません。不登校になってよかった、と思います。
夏休み明けの9月1日は、子どもの自殺が一番多い日です。
「不登校は不幸じゃない」というメッセージが広がれば、苦しい思いを伝える子どもが増えるのではないかと思います。
大人たちは、学校に代わる居場所作りを始めるでしょう。もしくは、学校が変わろうとするかもしれません。
まずは一歩から。
子どもや保護者の皆様にとっての「仲間」や「繋がり」などの、「居場所」が見つかればいいなとの思いで、8月18日の場を設けさせていただきました。
当日は、いつ来ても、いつ帰っても構いません。
堅苦しいことは何もありません。
いま、悩みや苦しみ、不安をお持ちの方がおられましたら、ご参加をお待ちしております。
今回は都合がつかないという方も、ちくご地域ユースサポートはいつでも対応可能なので、よかったら連絡してください。