ワンクリック詐欺に引っかからないために

色々なサイトに潜むウイルス感染に対して、また大事なPCが感染してしまった場合の対処法

クリックしてしまったアダルトサイトにある罠と正しい対処法

ワンクリック詐欺とは、クリックしただけで身に覚えのない金額を請求される悪質な詐欺です。
パソコンやスマホで手軽に無料アダルトサイトまで辿り着ける昨今、被害者は年々増加しています。アダルトサイトには様々な罠があり、『18歳以上』のボタンをクリックしただけで、『登録が完了しました。登録料8000円です』とお金を請求される画面になります。
今回はアダルトサイトに潜む『ワンクリック詐欺』の種類と対策です。

『クリックしたくなるボタン』から自分を遠ざける

アダルトサイトのワンクリック詐欺は、閲覧者がひっかかりやすい構造になっています。閲覧者のスマホやパソコンに請求画面を表示させる導線が簡単に作れるためです。年齢を確認するボタンの他にも『画像拡大ボタン』『動画再生ボタン』など、閲覧者にとって『魅力的なボタン』に罠を仕掛けておけば、簡単に請求画面まで到達してしまいます。最近では、動画を見るためのアプリをダウンロードさせる手法があり、ダウンロードすることでアプリの利用料を月額で請求してきたり、そのアプリを消す際にも高額な料金を要求してきます。
また、スマホユーザーの多くが利用しているLINEやFacebookなどのSNSでも突然、見知らぬ異性から連絡が来ることがあります。送られてきた文面や画像に心が躍り、ついついURLや画像をクリックしてしまい、請求画面に繋がってしまうケースもあります。
このような怪しいサイトや魅惑的なSNSの誘いには、必ず金銭が絡むような罠があります。そして、閲覧者も目的の画像や動画のことで頭がいっぱいになってしまうため、普段なら避けることのできるボタンをクリックしてしまうのです。怪しいボタンをクリックしない方法としては、怪しいサイトや知らない人からのSNS上の連絡から、自分を遠ざけるためアダルトサイトの利用を控えることが必要です。

金銭を要求されても『無視』一択

しかし、アダルトサイトには魅力的な動画や画像が溢れており、アクセスしてしまう人が後を絶ちません。そして、完璧な導線が出来上がっているアダルトサイトへアクセスして、請求画面にたどり着いてしまいます。
では、請求画面が表示された場合、表示された請求金額を支払う必要があるのかというと、全くありません。ワンクリック詐欺の特徴として『契約成立が相手側だけ』『個人情報を入力なしで契約成立している』ことが多いです。第95条(錯誤)には『意思表示は、法律行為の要素に錯誤があったときは、無効とする』とありますので、一方的に『契約した』と主張しても『無効』となります。そのため、請求画面に『○○円の支払いを5日以内に指定の口座に振り込んでください』と、記載されていても支払う必要はありません。
そのため、支払い請求の画面になったり、メールなどで支払い請求が来ても『無視』するのが得策です。ただ、無視を続けると請求金額が高額になったりすることがあります。悪徳業者は、あり得ないくらい毎日メールを送ってきます。毎日しつこくメールが届き、金額が吊り上がってくるのを見てしまうと精神的に不安になってしまう方が多いのです。届いたメールや請求画面は、『内容を読まずに』無視し続けることが重要です。
もし安全なおすすめ有料アダルトサイトが見たい方はこちらの記事を参考にしてみてください

メールアドレスや電話番号の変更が必要

請求画面を確認すると『登録の覚えが無い方はこちらまでご連絡ください』と連絡用のメールアドレスや電話番号が記載されており、連絡するように求められる場合があります。間違ってクリックした人に多いのですが、間違ってクリックした人に当てはまってしまうため、素直に連絡する人がいますが、これもワンクリック詐欺の汚い手口です。
請求画面のメールアドレスや電話番号に連絡してしまう事で、自分の情報を悪徳業者に教えてしまう事になります。『間違ってクリックしてしまったようなので、一旦登録料だけ支払って下さい。返金は後日行いますので』などと伝え、お金を振り込ませようとします。しかも、電話番号やメールアドレスが特定されているため、毎日連絡が来ます。『連絡が来ないようにするためには登録料解除料が必要です』などと、伝えてくるケースもあります。悪徳業者は、手に入れた情報を使って、様々な文言を使い金銭を要求してきます。そのため、請求画面が現れたとしても、絶対にこちらから連絡しないようする。もし、連絡をしてしまった場合は、メールアドレスや電話番号を変更する必要です。

支払ったお金が返ってくる確率は皆無

ワンクリック詐欺の最初の請求金額は、少額で支払えそうな金額を提示してきます。クリックして最初の画面には、1万円に届かない金額が掲載されており、アダルトサイトを見ていることが他の人にバレたくないため、誰にも相談せずに支払ってしまうケースが多いです。もちろん、この支払えそうな金額提示も悪徳業者の罠です。いったん支払ってしまうと悪徳業者は支払った人をターゲットにして、最初に支払わせた金額より高い金額を請求してきます。最終的に支払えない金額を提示してきます。
こうなってしまう前に、警察に相談する必要があります。ただし、支払ったお金が戻ってくることは、ありません。ワンクリック詐欺を計画した犯罪グループが捕まったとしても、一部のお金は返ってくる可能性はありますが、戻ってこないと考えるべきです。金銭を要求されたら支払ってしまう前に、警察に相談することをお勧めします。相談窓口|警察庁

住所を知られていた場合の対応

ワンクリック詐欺に引っかかってしまい、住所や名前などの記入をしてしまっても、焦る必要はありません。たいていの場合は、悪徳業者が家まで来ることはありません。理由は、ワンクリック詐欺を行っている悪徳業者自身も顔がバレてしまう事を恐れているからです。また、悪徳業者が家に来ている最中に警察が来れば、悪徳業者は捕まるため、そういったリスクを避けるためにメールや電話などのやり取りを行い、お金の受け取りに銀行振込などを利用します。そのため、万が一、悪徳業者が自宅まで訪ねてきた場合は、絶対に中に入れず、すぐに警察を呼ぶことで解決します。
ただし、住所がバレてしまった場合の無視できない状況になる事があります。ハガキや封書で偽物の請求者は無視しても問題ないのですが、裁判所からの『特別送達』で届く『支払督促状』だけは、放置できません。この書類が届いた場合は、裁判所に出向かなければ裁判で負けてしまう可能性があります。そして、裁判で負けが確定してしまうと財産の差し押さえが起こってしまいます。
今までの話では、悪徳業者からの連絡は全て無視しても問題ないと記述してきました。住所がバレてしまっている場合、様々な請求書類があり、見るのもウンザリしてしまいます。そのため、届いた書類を『無視』し続けてしまうため、『支払督促状』も放置してしまう可能性があり、悪徳業者もそこを狙ってきます。
もし、悪徳業者からのハガキや封筒に『訴訟』の文字が並び始めたら、消費者生活センターなどの公的機関へ相談することで、自分の財産を守ることが出来ます。また『支払督促状』が届いていたとしても、放置せずに消費者生活センターや弁護士に相談することで多くの人が助かっています。アダルトサイトのワンクリックが大きな損害に繋がらないようにするために、勇気をもって相談することを強く勧めます。

ワンクリック詐欺の一番の対処法

ワンクリック詐欺の種類と対処法について伝えてきましたが、一番の対処法は『無料アダルトサイトを閲覧しない』事です。
罠が仕掛けられやすい無料のアダルトサイトを見れば、誰もが請求画面へと繋がるボタンを押してしまうからです。
押してしまっても、基本は『無視』で問題ありませんが、悪徳業者は技術の進歩を悪用し、新しい罠を用意している可能性があります。
無料アダルトサイトに近づかない意識を持つことが必要不可欠です。