大島大橋への大型貨物船衝突事故により、ご来島いただけるお客様が激減。今、私たち島内事業者は困窮を深め、追い詰められています。
しかし、下を向いてばかりはいられません。
この状況下にあっても私達にはこの苦境を乗り越えようとする島の仲間たちがいます。そして、私たちを応援しようとしてくれている多くの方々がいます。この仲間たちがいる限り、私たちは負けません。
私たちにできることを積み重ねて日常を取り戻していくため、このページを設置します。
島の仲間たちとジャム屋は立ち上がります。
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10月22日未明に周防大島と本州との唯一の架け橋、大島大橋に大型貨物船が衝突し、
大島大橋が大きく傷つきました。車/人の往来はもちろんのこと、水道/通信ケーブルなど、橋は重要なライフライン。
橋の損傷は激しく通行は2トン以下のクルマに制限され片側交互通行、さらに風速5メートルで完全通行止めとなるような橋になってしまいました。
また、水道管が橋を通っていることもあり、現在も、島全体で断水が続いています。
観光など周防大島の主力産業にとって、壊滅的な被害が継続しています。
厳しい生活と事業者の苦悩が続く中で
建設的な一歩を踏み出す
断水は約1ヶ月半に及ぶ見込みで、多くの島民のみなさんは、貴重な井戸水を分け合い、お風呂に入る自由もない生活を強いられています。 一方、大島大橋の交通規制も続き、写真のように風速5メートルで通行止めとなります。まる一日、通行止めになることもあり、島を訪れる観光客は激減。。。高齢化率日本一だった島でもあり、ご高齢の事業者も多く、これを機に事業を終えようとされている方も見られるようになってきました。
断水し、橋も通れるか通れないかが風まかせのこの状況の中、「是非島にお越しください」とたやすく言うこともできません。我々にできることは限られます。しかし商品を島外のお客さまにお届けすることはできるのではないのか。まずはそこに希望の光を見つけ、取り組むことにしました。
島の味覚/仲間たちの商品を味わって頂きたい
とは言え、ジャム屋にできることは限られます。そこで、今回は食に関連した事業者に声掛けし、賛同してもらえた事業者の商品を私たちのサイトに集め、お客様に一括してお届けする取り組みを始めました。
また、島外で島の産品を「がんばろう!!周防大島」コーナーを設けて販売協力してもらえる店舗さまを探し、島の産品販売活動も開始しました。
日常を取り戻すため、島の仲間たちと
ジャム屋は 立ち上がります。
島の事業者がこだわりを持って作った
島の恵みを どうか手に取って頂きたい・・・
そこで、 この度
「がんばろう!周防大島セット」を
ご用意させて頂くことにしました。
島の応援にどうかご協力いただければ
幸いです。
11/18 | 周防大橋の交通規制が緩和されました。(風速10メートルでも渡れるようになりました) |
11/28 | 周防大橋の交通規制が11月27日に解除となりました。(20トン超の特殊車両除く) |
11/30 | 周防大島の断水が解消いたしました。これまでの皆様の支援に感謝するとともに、ようやくスタート地点に立てた思いです。ここからが島の事業者の正念場です。 |
11/28 | 周防大橋の交通規制が11月27日に解除となりました。(20トン超の特殊車両除く) |
周防大島は600メートル級の山が連なり、春から秋にかけてさまざまな種類の花が咲きます。そんな自然に恵まれた環境にKASAHARA HONEYさんの養蜂場があります。一方、耕作放棄地を蜜源となる花畑に変えていく環境づくりにも取り組んでいます。持続可能な地域づくりと経済循環を両立する里山資本主義の実践養蜂家です。
日本では古くから移動養蜂が主流のはちみつですが、タカノスファームでは周防大島の環境の良さにこだわり、定飼養蜂をしています。そこで採蜜している100%周防大島産 Raw Honey(純粋生はちみつ)「島のはちみつ」を是非お試し下さい。非加熱・無添加・無加糖な「はちみつ」です。島の中では「島のむらマルシェ」の企画運営を担うなど島の若手リーダー的存在の養蜂家です。
オーナーは2010年、周防大島町での農業によるものづくりを志し移住してきたメンバー。 以後、「美味しくて安心安全な食品」と「周防大島の新たな魅力となる」ことをテーマに、ぶどうとブルーベリーの観光農園の整備をはじめ、2014年から農産物の直売をスタートしています。現在はブドウ栽培と農園の充実に奮闘中です。
島内でお侍茶屋(飲食)・白壁の小さな宿(宿泊)・竜崎温泉(温泉施設)を経営され、みかん鍋・太刀魚の鏡盛りなど島の名物料理の開発にも深くかかわっている島のパイオニア的な会社さま。みかん胡椒はみかん鍋にあわせる薬味として商品開発したものですが、万能調味料として人気の商品です。
山口県のみかん生産量の80%を占める「周防大島みかん」。瀬戸内の温和な気候にも恵まれ、元々栽培に適した土地であることに加え、今年の夏はほとんど雨が降らなかったことにより、これまでにない甘いみかんとなっています。今回はジャム屋がいつも連携していただいている農家さまと大島農協さまのみかんを取り扱うこととしました。
その年々で、農家さんごとで、畑の条件で、果実の味が異なるのは当然、その個性と多様性を活かし、さらに最適な収穫時季にまでこだわるVintageで高品質なジャム造りに私達は取組んでいます。 大鍋を使用せず短時間で果実本来の風味を生かす小ロット製法。職人の感性が生みだすマリアージュ。 そして種子島産の化学的精製をする前の砂糖「洗双糖」を使用(pH調整剤やゲル化剤は不使用)。 瀬戸内の島で生まれたVintageなジャムをお楽しみ下さい。