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里親登録1500家庭を目指して


天理教里親連盟は立教185年(令和4年)に創立40周年を迎えます。
天理教里親連盟は立教145年の里親会発会総会に始まり、立教185年に創立40周年を迎えます。幾多の先人たちが誠真実の心で、様々な事情により実の親に育ててもらうことが叶わない子どもたちに「安全・安心・温かい家庭」を提供し、教祖のひながたを頼りにおたすけ活動をすすめてまいりました。
児童相談対応件数は20万件を超えました。
近年、児童虐待の事例が後を絶たず、令和2年度の速報値として児童相談対応件数は20万件を超えました。国は子どもの権利を守るため平成28年児童福祉法を一部改正し、子どもの家庭養育優先が明記されました。
この改正を受けて平成29年8月「新しい社会的養育ビジョン」が取りまとめられ、「家庭養育優先原則」を徹底し子どもの最善の利益を実現していくことを求めています。具体的には、「概ね7年以内(3歳未満は概ね5年以内)に乳幼児の里親等委託率75%以上」、「概ね10年以内に学童期以降の里親等委託率50%以上」の実現に向けて取り組むことがまとめられました。
この厚生労働省の数値目標は現状からかなり高いものであり、各自治体担当部署も今後の計画作成に大変苦慮されています。その一つに里親を増やすことが挙げられています。
天理教里親連盟に入会している里親は650世帯を数えます。
現在、天理教里親連盟に入会している登録里親は650世帯を数えます。(令和5年10月現在)
特徴として、信仰実践として里親活動に取り組むためか、行政の信頼も厚く、天理教里親登録者のうち、約65%に子どもが委託されています(全国の里親委託率は約36%)。これはかなり高い数値であります。それは難渋たすけを実践されてきた先人たちの思いを受け継ぎ、現在に至る道の里親の養育力が認められている結果であります。
天理教里親連盟は「里親登録1500家庭」を目指します。
そこで私たちは養育者として求めてられている自覚を持ち、教祖の御教えを信じるお道の里親を増やす時であると、里親連盟委員会で「里親登録1500家庭」を目指そうと決議しました。

その後、立教182年(平成31年)2月25日の「教区里親会会長及び教区代表者会議」の席上、この旨を発表し、討議していただいたところ、教内には、里親連盟に未加入の里親が多くおられることから、その方々に連盟に加入していただくことを各教区里親会で働きかけることを第一点とし、その上で全国の教会数の約1割にあたる1500という数の里親登録を創立40周年の節目までに目指して歩ませていただきたいと誓い合わせていただきました。

そして、大切な事は里親の数を増やすだけでなく、【天理教 ファミリーコミュニケーション アプローチ(TFA)】の普及活用により更なる養育力を身につけ、この取り組みが地域の子育てサポーターの役割を担うことを目指し、教祖のひながたを基にした「家族とは何か?」を社会に向けて問いかけていきたいと考えます。

【チャレンジ1500!】に向けた連盟の取り組み


  • ●各地域での里親啓発研修会の開催
  • ●オンラインシンポジウムの開催
  • ●里親相談ブースの設置 
    (設置場所、日時等は検討中)
  • ●CM動画の作成 ・・・等など

  • その他にも企画を検討中です!
  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。

里親Q&A


実際の公開ページでは回答部分が閉じた状態で表示されます。

よくご質問いただく基本的な内容の一例を掲載します。
里親に興味がある方、里親支援について関心のある方は、ぜひ参考にしてください。
また、里親にまつわる制度は、自治体によって異なりますので、さらに詳細をお知りになりたい方は、最寄りの児童相談所までお問い合わせください。
また、天理教里親連盟への質問はsatooya@tenrikyo.or.jpまでお問い合わせください。

  • 里親とは何ですか?

    里親とは、様々な事情により実親等と生活ができない子どもを、自分の家庭で養育する制度です。
    里親には大きく分けて「養育里親」「専門里親」「養子縁組里親」「親族里親」の4つの種類があります。

    ・「養育里親」
    実親と暮らせない子どもが親元に帰れるようになるまで、または社会人として自立するまでの一定期間、委託を受け養育をする里親。
    ・「専門里親」
    虐待児や問題行動のある子ども、身体的、知的な障害がある子ども等、専門的な知識を必要とする子どもを受け入れ養育する里親。
    ・「養子縁組里親」
    養子(自分たちの実子)として子どもを迎え入れて養育をする里親。
    ・「親族里親」
    何らかの事情により家庭生活が困難になった親族の子どもを受け入れ養育する里親。

  • 里親になるためには、資格はありますか?

    資格は必要ありませんが、認定を受けるための研修と実習、児童相談所からの面談等を受ける必要があります。
    それ以外にも、「心身ともに健康であること。」「経済的に困窮していないこと。」等といった一定の条件があります。
  • 単身者でも里親になれますか?

    一定の要件を満たしていると児童相談所が判断すれば単身者でも可能です。
    単身の場合は、児童に関わる職業の経験者、または児童を適切に養育できる経験や知識があると認められる人が望ましいと言われています。
    詳しくは最寄りの児童相談所にご相談ください。
  • 実子がいても、里親になれますか?

    実子がいても可能です。天理教を信仰している里親の中には実子をお持ちの方も多くおられ、実子と里子を兄弟姉妹のように一緒に養育されている方もおられます。
    ただし、里子を家族の一員として迎え入れ、一緒に生活していくことを、実子とよく話し合い、理解してもらう必要があります。
    なお、委託される里子の数は 4 人までで、実子がいる場合は、実子の数と合わせて 6 人までです。
    (例)・実子が1人の場合、里子は4 人まで 
       ・実子が3人の場合、里子は3人まで
  • 里子の年齢や性別など希望することは出来ますか?

    希望することは可能です。
    里親側の希望以外にも、委託対象の子どもの年齢や事情、里親家庭の状況、家族構成等が総合的に考慮され、その子にとって最適な環境であると判断された里親の元へ委託の依頼があります。
  • 後継者として里子を迎えたいです。

    里親制度は、子どもを健やかに育むことを目的とした子どもの為の福祉制度です。ですから、「我が家の跡継ぎが欲しい」「老後の世話をして欲しい」あるいは「家業を手伝わせたい」等というような、里親側の目的を叶えるために養育をすることは認められておらず、委託を依頼されることはありません。

  • 里親になったら、どのくらいで里子は来るのでしょうか?

    里親登録順に子どもの打診があるわけではなく、委託対象の子どもの年齢や事情、里親家庭の状況、家族構成等が総合的に考慮され、その子にとって最適な環境であると判断された里親の元へ委託の依頼があります。ですので、里親登録後すぐに依頼がくる場合もありますが、時間がかかることも多く、場合によっては依頼がこないこともあります。
  • 里親は、里子の実親と会うことはありますか?

    様々な問題を考慮し、里親が実親と直接会うことは基本的にはありません。
    しかし、委託される里子の中には実親との交流が必要な場合があります。その場合は児童相談所が実親の状況や里子の状況を考慮し、面会交流の支援を行うことになっています。
  • 養育に悩んだらどうしたらよいでしょうか?

    里子でも実子でも、子育てには多くの悩みが付いて回ります。そんな時、親身に話を聞いてくれたり、適切なアドバイスをしてくれるお道の里親は全国に大勢おられます。

    組織としては、天理教里親連盟をはじめ、令和5年10月現在で29教区(北海道、青森、秋田、山形、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、新潟、愛知、三重、京都、滋賀、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、岡山、広島、山口、徳島、高知、福岡、大分、宮崎)に教区里親会があり、その他の教区にも里親担当者がいます。そちらにご相談いただくことも可能です。

    その他にも、天理教里親連盟では、
    【TFA式イライラしない子育てオンライン講座】【オンライン里親サロン】等を開催しています。そちらもぜひご活用ください。
    ※詳しくはホームページトップの【TFA式イライラしない子育てオンライン講座】【オンライン里親サロン】画像をクリックしてください。
    ※都合により開催しない月もあります。詳細はホームページよりご確認ください。

    また、一般的にはそれぞれの里子には必ず児童相談所の担当者が付いていますので、その担当者にご相談ください。また、各地域には、里親支援機関(施設の里親支援専門相談員、子ども家庭支援センター等)や里親会があります。そこで行われている研修会や里親同士の交流会等を活用することで、問題解決の糸口が見つかるかも知れません。

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天理教里親連盟

〒632-0016
奈良県天理市川原城町673
天理教布教部社会福祉課内

TEL 0743-63-6161
FAX 0743-63-7266
E-mail satooya@tenrikyo.or.jp