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NovelJam2018
出場作品
作品紹介

人が死ぬはずがない街で、人が死んだ。妹を失った少年が、街を支配するシステムに立ち向かう。明らかになる衝撃の真実とはーー? 未来を示唆するディストピア小説の最前線。

高橋 文樹(著)
澁野 義一(編)
嶋田 佳奈子(デザイン)

NovelJam 2018 出場作品



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メタメタな時代の曖昧な高橋文樹

感想を頂きました

甘木零
★★★★★2018.02.24

いいなあ。うまい。押し付けられる管理社会の不条理や閉塞が主人公に身体性を獲得させ、自我を育てるとこまで書けてて、小説を読む満足感。ありがとうございました。

BCCKS

山田しいた
★★★★★2018.02.18
 

近未来ディストピアSFミステリのプロレタリア文学、それを少年同士の友情を軸に進めていて、隙が見当たらない。。感情や関係性を、形容詞でなく仕草で示す文芸性が美しい。
NOVAなど商業SFアンソロジーに載っていても違和感を感じない気がする。

BCCKS

M☆A☆S☆H

★★★★☆2018.02.17

っちりとした硬めの文体で、好きな人にとってはたまらない小説になるのでしょうね。わたしにとってはちょっと苦手な文体だったけど、何とかがんばって読みました。文体の割には主題が柔らかいところにセンスを感じつつ、個人的には人の生き死にを扱う主題なら『グッバイ、スプリング』のほうに軍配を上げてしまうので、何て言うか、ちょっと歯痒い感じのする読後感になりました。この文体でこの主題なら『虐殺器官』のようなストロングスタイルのほうがわたし好みかな。

BCCKS

金巻ともこ

2018.02.12

私高橋さんにストーリーについて聞かない状態でこれ読みたかった~!(全部過程は公開されているけど!)キリキリするSF。

BCCKS

森山智仁
       2018.02.12

シーンの移り変わりにスピード感があってよかったです。


BCCKS

キリンさんが好きです

★★★★★2018.02.12

面白かった
今ある記述を膨らませた未来予測も示唆に富むものだったし
情報公開の末にあるドクターシステムというアイデアも素晴らしかった

BCCKS

菊池 健

★★★★★2018.02.12

とても、2-3日で出来たものとは思えない仕上がりです。この短文でも世界観に引き込まれて面白かったのですが、カースの成り立ちや、世界観全体についても、前後を知りたくなる作品でした。

BCCKS

atachibana

★★★★★2018.02.12

面白いですねぇ。
メインのアイデとアか、ストーリーとの絡ませ方とか。
パワードスーツにおる医療介護や、ブロックチェーン型の掲示板のような小ネタも妙な現実味がありました。

BCCKS

著者プロフィール
高橋 文樹
1979年千葉県生まれの小説家。2001年、東京大学文学部在学中に幻冬舎NET学生文学賞大賞を受賞し、21歳でデビュー。その後、新潮新人賞(2007年)、ゲンロンSF新人賞飛浩隆特別賞(2017年)など、受賞多数。文芸同人誌破滅派を主催し、山梨県北杜市にDIYで家を建てている。
高橋文樹のブログ 『後ろ向きのまま前へ進め!』
滅びて始まる生がある。読め、書け、そして滅びろ! 10周年を迎えたオンライン文芸誌です。小説からルポルタージュまで、幅広いコンテンツがあります。随時同人募集中です。

高橋 文樹 作品一覧

高橋 文樹の過去の作品リンクです。

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