サハラ砂漠とは?
サハラ砂漠とは、アフリカ大陸北部にある砂漠で、世界最大の砂漠です(南極を除く)。
南北1,700kmに渡り、面積は約1,000万k㎡と、アフリカ大陸の3分の1近くを占めており、エジプト、チュニジア、リビア、アルジェリア、モロッコ、西サハラ、モーリタニア、マリ、ニジェール、チャド、スーダンと複数の国々に及びます。
砂漠地形は風と季節雨により形成され、砂丘、砂平原、砂海、岩石高地、礫平原、涸れ谷、塩類平原など、様々な表情を見せます。
また、それ以外にも深く切り裂かれた山地や山脈、火山などの高まりも見られます。
サハラ砂漠で最高峰は、北部チャドのティベスティ山地に位置するエミクーシ山(標高3,415m)です。
サハラの西部、モーリタニアの中央部にはリシャット構造と呼ばれる巨大な環状構造地形が存在します。
これは、長年の風化と侵食によって柔らかい岩石の部分が削られてできたもので、同心円状の山地が50kmにわたって続き、その変わった形状から「サハラの目」とも呼ばれています。
小説「星の王子様」の物語は、この世界最大の砂漠サハラから始まります。
それは作者であるサン・テグジュペリが、この美しいサハラ砂漠に魅了されたからと言われています。
静寂と雄大な世界に包まれたサハラ砂漠の飲み込まれるような絶景は、訪れる旅人の心をつかんで離さないことでしょう。
サハラ砂漠での朝日鑑賞やラクダに乗ったガイドツアー、星空鑑賞をメインにしたモロッコの旅は日本でも人気があります。
発着地は、東京はもちろん、福岡や熊本も設定されています。
参加される際は、服装に気をつけましょう。
1年中暑いイメージがある砂漠ですが、冬はもちろん、空気が乾燥しているため朝晩は冷え込みますよ。
添乗員付きのサハラ砂漠旅行にかかる金額は、朝食付き・燃油サーチャージ代込みで、10日間、約190,000円~320,000円が目安金額です。
(シーズンや燃油価格の変動によって、最大金額が変わる場合もあります)
東京発(羽田発・成田発)・中部国際空港発・関西発・名古屋発・福岡空港発…
など、各地の航空会社を利用した様々なツアープランが各旅行会社から提供されています。
また、利用航空会社によっては、追加運賃の支払いで、エコノミークラスからビジネスクラスにアップグレードすることもできます。
追加料金の支払い先は航空会社ではなく旅行会社であることが多いため、ビジネスクラスを希望する場合は、念のため利用会社に連絡を行いましょう。