当院のコロナウイルス対応について
 

新型コロナウイルスに関して、
ご不安を感じられている飼主様もいらっしゃるかと思います。


当院では冷静に状況を見極めながら対応を行いたいと考えています。

従業員のマスク着用、消毒の徹底などを取り組んでいますが、
皆様に安心してご来院いただける環境作りのため、
以下のことを行っています。

皆様のご協力をよろしくお願い致します。

【予防専用予約診療日】

5月から月に2回(水曜日午前中)予防専用の予約診療を開始いたします。
ご希望の方は、お電話にて事前にご予約ください。

TEL:0229-25-4307

待合室での待ち時間の短縮のためにぜひご利用ください。

※通常の診療日でも予防診療は行っております。
※予防診療の開始、日程についてのお知らせは毎月LINEにてご案内しています。

待合室について

待合室では、消毒と換気を十分行い、院内感染防止に努めています。窓を開けていますので、動物の脱走には十分注意してください。

お車でお越しの飼い主様は、受付後、車内でお待ちいただくようお願いいたします。診察の順番が近づきましたらスタッフがお声がけいたします。

三密を避けるために、当面の間、待合室および診察室に入る人数を原則一人とさせていただき、院内ではマスク着用をお願いいたします。

また、受付後、診察時間まで外出していただくことも可能です。受付スタッフにお声がけください。

診察券入れの前にアルコールを設置していますので、手指の消毒をお願いいたします。

診察について

3密を避けるために、当面の間、診察室に入る人数を原則一人とさせていただき、診察室内ではマスク着用をお願いいたします。

また、予防診療(フィラリア・ノミダニ予防、狂犬病ワクチン接種、混合ワクチン接種)をご希望の方は、月2回(水曜日午前)の予防診療専用予約もご利用ください。

※予約枠には限りがあります。
※ご予約はお電話で受け付けております。

TEL:0229-25-4307

健康診断について

健康診断の場合、採血結果は後日郵送にてお知らせいたしますので、検査・会計後、すぐにお帰りいただけます。

※異常があった場合は、お電話にてお知らせいたします。

犬への感染について

犬への感染に関するニュースがありましたが、
それに関する情報文書が日本臨床獣医学フォーラムより
公開されておりました。

以下転記

1.犬における感染

犬は家の中で隔離してください.幸いに犬が健康を害することはないようなので,隔離しておけば自然に感染はなくなるものと思われます.症状がなければ動物病院でできることもありません.また,人間のコロナウイルス感染者を受け入れることができるような病院に相当する動物病院の体制は整っていません.感染した人間が軽症で家にいるならご自分で犬の世話をしてください.感染した人間が入院する際には,犬をどうするかについては,医師ならびに保健所の指示を仰いでください.

2.人間が感染して家庭に犬がいる場合

これまでの香港の2頭だけの経験では,感染であっても低レベルであり,犬には症状は出ないようです.しかし,生きたウイルスが少量ながら一定期間そこに存在するということで,注意は必要です.一方,わが国では動物に対して人間のコロナウイルスのPCR検査を行う体制は全く整っていませんので,検査を行うかどうかについては保健所の判断と思われます.動物病院に来院されても国立感染症研究所から出されている感染管理ガイドラインに沿った対応はできません.

3.ふつうの家庭犬は

外出を避ける,外に出るのも家の周りだけにする,人混みには連れて行かない,他の犬との接触を避けるためドッグランも利用しないことで,自宅にいるのが最も安全と思われます.犬にはコロナウイルスが入ったワクチンもありますが,これは犬の消化器コロナウイルスのワクチンで,人間のコロナウイルスに対しては効きません.

4.猫はどうする

猫にも感染のリスクはあると考えて,外に出さず,家の中においてください.猫のコロナウイルスには,多くの猫が持っている病原性のほぼない猫腸コロナウイルスと,それが突然変異してごく少数の猫に病原性を示す猫伝染性腹膜炎ウイルスがありますが,これらは人間のコロナウイルスとは異なり,猫ではワクチンはありません.猫に人間のコロナウイルスが感染するかどうかについては,SARSコロナウイルス大量を実験的に気管内に接種して感染が起こることが示されていますが,これはあくまでも自然界では起こりえないような実験的な条件であり,その場合も重大な病気は起こらず,すぐに感染から回復するとされています.したがって犬同様に対応してください.

5.最後に

今回の事例では,犬は善意の第三者であり,たまたまウイルスをもらってしまったと考えられ,どうして犬に感染が起こったのかについては,老齢の犬であったからなのか,それとも犬はすべてそうなのかはまだ例数が少ないためわかりません.しかし,中国のように多くの感染患者がいる場所でも,犬から病気をもらったというような状況は報告されていません.犬は大切な家族の一員です.決して犬を悪者にしたり,飼育を放棄したりしないよう,そして過剰に恐れることなく,ふつうに対応してください.

 

【文責】 

日本臨床獣医学フォーラム会長 石田卓夫(獣医師,農学博士,日本獣医病理学専門家協会会員)

ご来院の際のお願い

ご来院の皆様におかれましては、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に
咳エチケットや手洗いなど通常の感染対策をお願いいたします。

受付診察券入れの前に
消毒用アルコールを設置しておりますのでご利用ください。

当院としても初めての取組みも多いため、
至らない部分が出る可能性もございます。

皆様に快適に診察を受けていただくための措置でございます。
何卒、ご理解ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

下記、新型コロナ感染症に関する厚労省のHP
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html