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全国レガシーギフト協会
設立記念シンポジウム

開催日:2016/11/14(月)

開催時間:14:00 〜 16:00(開場13:30)

場所:笹川平和財団ビル11F 国際会議場  

住所:東京都港区虎ノ門1-15-16
参加費無料

「いぞう寄付の窓口」を見る

遺贈寄付の相談・紹介・受入れの
全国的なプラットフォームが日本で初めて発足します

今日の日本では、年間約50兆円の規模で相続が発生しており、その多くは亡くなられた方から配偶者や子ども、兄弟姉妹といった親戚などに財産が継承されています。一方、遺贈寄付によって学校や橋を建築するといった公共への寄付や、NPOなどへの財産の寄付の事例もこれまで見られており、そうした遺贈寄付、資産寄付への関心が高まりつつあります。一方、財産所有者が遺贈寄付などの社会貢献に関心持ったとしても、使い道が明確な寄付先や信頼できる相談先がなかったり、具体的な方法がわからないために、寄付に踏み出せないという状況もあります。

安心して遺贈寄付ができる日本社会実現を目指して、私どもは2014年8月から弁護士、税理士等の専門家、金融機関関係者、民間非営利組織関係者らで遺贈寄付にかかわる第一線の実務家で「今後の日本で最適な遺贈寄付のあり方や事例研究」について研究を重ね、その研究結果を踏まえて、2016年1月からは全国レガシーギフト推進検討委員会(委員長:堀田力さわやか福祉財団会長/弁護士)を発足させ、各界を代表する人たちにより大局的な観点から遺贈寄付が持つ意味や、推進するうえでの課題や施策について検討を重ねてまいりました。


全国レガシーギフト推進検討委員会がとりまとめた提言書はこちらよりダウンロードできます

そこでまとまった提言を受けて、全国的で安心できる遺贈寄付の相談窓口が整備されることが必要不可欠であるとの認識に至り、全国レガシーギフト協会を発足させ、全国的な環境整備を進めてまいることといたしました。

遺贈寄付が、本人の望む最適な形で実現し、寄付した財産が、地域の未来資産となり世代を超えて継承される社会を実現するために、そしてそのことが地域で善意の循環を生み出し、本人、家族、次世代の幸せにつながる社会を実現するために、私たちは全国的な仕組みとして全国レガシーギフト協会の設立を決意いたしました。

全国レガシーギフト協会のチャレンジ

  • 遺贈寄付希望者やその相談相手となる専門家の方々へ、遺贈寄付についての情報提供をします
  • 寄付先について安心して相談できる相談窓口の全国的な整備を推進します
  • 民間非営利団体の遺贈寄付受け入れ体制の整備を推進します
  • 遺贈寄付を扱う上で求められる実務的知見を持つ人材の育成をします
  • 円滑な遺贈寄付推進のための税制等制度面の改正提案をします
  • 遺贈寄付の社会的理解醸成のための普及啓発活動をします


シンポジウムでは
国内外の遺贈寄付の最前線を一挙ご紹介します

イギリス全土を対象とした遺贈寄付の相談・紹介のネットワークを提供しているRemember A CharityのRob Cope様(※通訳あり)をお呼びし、こうした遺贈寄付のネットワークの必要性や社会的な価値、事例の紹介や今後の展望などを語って頂きます。また、日本の法務・税務・信託・NPOの専門家を招き、日本で遺贈寄付が普及するための重要なポイントを解説していきます。さらに、なかなか報道されることのない遺贈寄付のストーリーを紹介しますので、今の遺贈寄付のリアルな姿を知ることができます。もちろん、設立される全国レガシーギフト協会の仕組みもいちはやく解説しますので、遺贈寄付で困ったときにどのように使えるのかがわかります。

開催概要

1 1 月 1 4 日(月)全国レガシーギフト協会設立記念シンポジウム
時 間 14:00~16:00(13:30開場)
場 所 笹川平和財団ビル11F国際会議場
住 所 東京都港区虎ノ門1-15-16
アクセス
参加費用
無料

年賀寄附金の助成を受けて開催しております。

逐次通訳あり
申込み https://ssl.form-mailer.jp/fms/ac0e14a9157558
アクセス

11/14シンポジウム
タイムテーブル

14:00
~
14:40
基調講演
イギリスで遺贈寄付の相談、紹介の活動をしているRemember A CharityのRob Cope様より、遺贈寄付のネットワークの必要性や社会的な価値、事例の紹介や今後の展望などを語って頂きます。
14:40
~
15:15
第一部:ストーリーからみる遺贈寄付の価値と可能性
ここでは遺贈寄付の相談・紹介・受入れをしている実務者より、遺贈寄付のストーリーを紹介することを通じて日本の今の遺贈寄付の姿をお伝えします。
15:15
~
16:00
第二部:遺贈寄付がすすむ仕組みをつくるために
全国レガシーギフト協会の仕組みの紹介と、実務に関わる、法務・税務・信託・財団・NPOの専門家が様々な観点でこの仕組みの意味について語ります。
15:15
~
16:00
第二部:遺贈寄付がすすむ仕組みをつくるために
全国レガシーギフト協会の仕組みの紹介と、実務に関わる、法務・税務・信託・財団・NPOの専門家が様々な観点でこの仕組みの意味について語ります。

登壇者紹介

Rob Cope
Remember A Charity Director

イギリス全土を対象とした遺贈寄付の相談・紹介のネットワークを提供しているRemember A Charityにて遺贈寄付希望者と寄付先となる団体のマッチングの仕組み作りを推進。
鵜尾雅隆
NPO法人日本ファンドレイジング協会代表理事

2014年より遺贈寄付推進会議を立ち上げ、様々な専門家を巻き込んで、安心して遺贈寄付をできる社会の実現にむけて活動中。
樽本哲
赤坂シティ法律事務所 弁護士
NPOのための弁護士ネットワーク 代表

2014年より遺贈寄付推進会議にて法務面の専門家としてリードしている。NPOのための弁護士ネットワーク代表として数多くのNPOの法務面の支援をすると共に、士業向けの遺贈寄付アドバイザー研修では法務面の講師を担当し、これまで多数の専門家に講座を提供。
深尾昌峰
一般社団法人全国コミュニティ財団協会会長
公益財団法人京都地域創造基金理事長

各地域で新しい資金循環を生み出し地域の課題解決を市民の力で実現していくコミュニティ財団の全国組織「全国コミュニティ財団協会」会長として全国での遺贈寄付窓口設立に関わる。
脇坂誠也
税理士
NPO会計税務専門家ネットワーク代表理事

2014年より遺贈寄付推進会議にて税務面の専門家としてリード。多くのNPOの税務・会計に関わる経験をふまえ、遺贈寄付に関する情報発信、アメリカやイギリスの税制調査等を多数実施。
齋藤弘道
野村信託銀行株式会社受託業務企画部
シニア・マネージャー

2014年より遺贈寄付推進会議にて信託に関する専門家として参加。これまで多くの信託案件に関わる中で、リスクを軽減しながら遺贈寄付希望者の意思に沿った寄付をするための仕組み作りに注力する。
長谷川隆治
公益財団法人日本財団ドネーション本部
ファンドレイジングチームリーダー

2016年4月に開設された遺贈寄付サポートセンターにて遺贈コンサルタントとしてこれまで200件以上の遺贈寄付の相談に関わる。遺贈寄付の相談・紹介・基金設立など寄付希望者の意思に沿った多様な対応を経験している。
山北洋二
NPO法人日本ファンドレイジング協会理事

前職のあしなが育英会では遺贈寄付担当として、不動産や有価証券、包括遺贈を含めた数多くの遺贈寄付を受入れており、日本で有数の遺贈寄付受入れ経験を持つ。
吉川明
公益財団法人日本盲導犬協会 常勤理事

2001年から公益財団法人日本盲導犬協会で協会運営、財務体質の改善に関わる。2012年常勤理事に就任。寄付者目線での遺贈寄付の体制づくりやパンフレット等の広報戦略は、多くの他団体がモデルとしている。
深尾昌峰
一般社団法人全国コミュニティ財団協会会長
公益財団法人京都地域創造基金理事長

各地域で新しい資金循環を生み出し地域の課題解決を市民の力で実現していくコミュニティ財団の全国組織「全国コミュニティ財団協会」会長として全国での遺贈寄付窓口設立に関わる。

全国レガシーギフト協会
賛同人を募集しております


遺贈寄付が、人生の集大成の社会貢献として、本人の希望する最適な形で実現すること。そしてその意思が地域の未来資産として活かされ、新しい時代の善意の循環を地域に生み出し、豊かな地域社会を生み出していくこと。この実現のためには、各界が枠組みを超えて協力することが必要です。簡単な取り組みでありませんが、必ずこうした社会を実現していきたいと思います。その第一歩をご一緒できますと幸いに存じます。全国レガシーギフト協会設立に賛同して頂ける方は、以下「賛同人になる」にお進みください。

設立趣意書ならびに組織概要書はこちらからダウンロード可能です。

全国レガシーギフト協会では
遺贈寄付希望者のこんな悩みを解決していきます

どの団体に遺贈寄付をしたらいいかわからない
遺贈寄付をするための手続きがわからない
遺贈寄付がどのように使われるのかわからず不安
遺贈寄付を家族に反対されるのではないか不安
寄付先や専門家について安心してきける相談先がない
訴訟や思わぬ課税がされるのではないか不安

【11/15開催】設立記念セッション
イギリスの事例から学ぶ:遺贈寄付のファンドレイジング成功のポイント

イギリス全土を対象とした遺贈寄付の相談・紹介のネットワークを提供しているRemember A CharityのRob Cope様が登壇します。イギリスでは3400億円の遺贈寄付が年間されており、寄付全体の約14%を占めております。各活動団体も遺贈寄付の受入れを積極的に行っております。そうした実例をふまえて、遺贈寄付を受けるためにするべき実践的な内容が学べるセッションです。※逐次通訳あり
・タイトル:イギリスの事例から学ぶ 遺贈寄付のファンドレイジング成功のポイント
・開催日:2016/11/15(火)
・開催時間:14:00 〜 17:00(開場13:30)
・場所:日本財団2F大会議室  
・住所:東京都港区赤坂1丁目2番2号日本財団ビル
・登壇者:Rob Cope(Remember A Charity Director )