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若者の自殺の現状を知っていますか?

「自殺対策白書」(厚生労働省)によれば、日本の15 歳から 39 歳までの死因の 1 位が自殺、20代の死因の約半数が自殺になっており、日本における若者の自殺の現状は、先進諸国と比較しても深刻な状況にあり、喫緊の政策課題となっています。

若者自殺対策全国ネットワークとは?

私たち「若者自殺対策全国ネットワーク」は若者の自殺に強い問題意識を持ち、協働して問題の解決に取り組む人々が全国から集まってつくられたネットワークです。「若者の生きやすい社会」作りを目指して、全国の様々な若者支援団体との連携・協働を進めています。

2016年には、主催するフォーラムにて事務局を構成する各団体より活動を通じて見えてきた若者の自殺の実態と課題について報告し、参加者の皆様とディスカッションをしながら「若者の自殺に対して私たちはなにができるのか」を考えました。

また、「自殺対策を推進する議員の会(議連)」の若者自殺対策ワーキングチーム座長谷合正明参議院議員及び厚生労働省へ要望書を提出しました。この結果、改訂された自殺総合対策大綱に本ネットワークの提言が盛り込まれ、「子ども・若者の自殺対策の更なる推進」が新たに追加されました。

支え手のつながりで、若者の生きやすい社会をつくりたい

今回の第2回若者自殺対策全国ネットワークフォーラムでは、『「つながり」が子ども・若者のいのちを守る』 と題し、多くの団体と連携し、「生きることの包括的な支援」の方法を模索します。

当日は、若者自殺対策全国ネットワーク発起人より、ネットワークの活動および子ども・若者の自殺の実態と、自殺総合対策大綱改訂への提言についてのご報告します。またトヨタ財団さまの助成による「若者自殺対策の担い手になりうる地域の社会資源調査」の報告と提言を行います。

また、ワークショップを通して、若者自殺対策のために私たちに何ができるのかを、ご参加頂いた若者支援団体の皆様とともに、それぞれの想いや課題認識を共有し、考える時間を設けます。

様々な活動に取り組む各々の団体の皆様が、子ども・若者の自殺対策に対する意識を醸成すると ともに、現場レベルの課題を共有し、対策の方向性を協議していくことで、「若者の生きやすい社会」の実現 への足がかりにしたいと考えています。

※ 画像はイメージです
イベント概要
イベント名:第2回若者自殺対策全国ネットワークフォーラム―「つながり」が子ども・若者のいのちを守る―
日時:2017年9月10日(日) 13:30~16:00
      (13時00分:開場 13時30分:開演 )
場所: 日本財団ビル2階 大会議室
       (
東京都港区赤坂1丁目2番2号)
 Google Mapで見る
定員:先着80名
      (若者支援団体の方、
   その他若者支援に関心がある方)
参加費:無料

プログラム

はじめに
第一部

若者自殺対策レポート
・若者自殺対策全国ネットワークの活動紹介および若者自殺対策の全体像
・今回ネットワークで政策提言を行ったことの報告
・自殺総合対策大綱の概要(特に重点施策「子ども・若者の自殺対策の更なる推進」について)
・トヨタ財団「若者自殺対策の担い手になりうる地域の社会資源調査」の報告と提言

第二部

ワークショップ
テーマ:若者自殺対策のために、私たちに何ができるのか


おわりに

おわりに
イベント概要
イベント名:第2回若者自殺対策全国ネットワークフォーラム―「つながり」が子ども・若者のいのちを守る―
日時:2017年9月10日(日) 13:30~16:00
      (13時00分:開場 13時30分:開演 )
場所: 日本財団ビル2階 大会議室
       (
東京都港区赤坂1丁目2番2号)
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定員:先着80名
      (若者支援団体の方、
   その他若者支援に関心がある方)
参加費:無料

アクセスマップ

会場: 日本財団ビル2階 大会議室 
(東京都港区赤坂1丁目2番2号)
大きな地図で見る

地下鉄東京メトロ 銀座線「虎ノ門駅」

<バリアフリールート>3番出口よりエレベーターで地上まで上がり、外堀通りを溜池山王方面に直進。JT本社ビル前の信号を渡って正面。徒歩5分。
<バリアフリールート>11番出口よりエレベーターで地上まで上がり、溜池山王方面に直進。特許庁前の信号で外堀通りを横断。徒歩5分。
東京メトロ 南北線・銀座線「溜池山王駅」
9番出口より出て、首都高速のガード下の信号を渡り直進。徒歩5分。
<バリアフリールート>7番出口は地上までのエレベーターあり。
東京メトロ 丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」
3番出口より首相官邸前を左方向に直進。徒歩5分。特許庁側の歩道に階段あり。
<バリアフリールート>丸の内線側2番出口は地上までのエレベーターあり。
JR東京駅から
東京メトロ 丸の内線に乗換え→「国会議事堂前駅」(駅間所要時間 7分)
羽田空港から
京浜急行:都営地下鉄 浅草線に直通→「新橋駅」→東京メトロ銀座線に乗換え→「虎ノ門駅」(駅間所要時間 40〜50分)
東京モノレール:浜松町でJRに乗換え→「新橋駅」→東京メトロ銀座線に乗換え→「虎ノ門駅」(駅間所要時間 40〜50分)

発起人紹介(五十音順)

石井綾華
(NPO法人Light Ring.代表理事)

精神保健福祉士、SST(社会生活機能訓練療法)初級指導者、作新学院大学客員講師。 小学5年で摂食障害を発症し、高校3年時に父親をアルコール依存症で亡くした経験を元に、自殺やうつを「予防」できる社会を志向する。友人や恋人などプロではない一般の人が、身近な人の悩み相談を受ける"ソーシャル・サポート"により「同世代」の支え合うモデルで、日本の若者の自殺うつ問題を解消できる未来を目指して活動している。
・新宿区自殺総合対策専門部会委員(平成27年~)
・新宿区自殺総合対策会議若者支援対策専門部会委員(平成26年~)
・港区自殺対策関係機関連絡会委員(平成26年〜) 著書「思春期学」長谷川寿一監修 東京大学出版会 第20章 一般市民の潜在能力と可能性
団体公式サイト:http://lightring.or.jp/

石神 貴之
(学生団体YouthLINK)

NPO法人自殺対策センターライフリンク内学生プロジェクト YouthLINK(ユースリンク)元運営メンバー高校卒業後数年間、社会に出られない生活を送る。

その後、大学に入学するも生きずらさを感じて苦しんでいた時にYouthLINKが毎月第三土曜日に開催している、学生の分かち合いの場『Voice sharing(ボイス・シェアリング)』に参加。
自分も同じような境遇の学生のために活動したいとメンバーになる。現在は卒業生として、後輩のサポートに当たっている。なお、YouthLINKには代表制度などはなく、YouthLINKの一人のメンバーとして発起人になる。
団体公式サイト:
http://youthlink-vs.wix.com/youthlink-hp

伊藤次郎
(NPO法人OVA 代表理事)

精神保健福祉士。
学習院大学法学部法学科卒業。
人事コンサルティング会社(EAPプロバイダー)を経て精神科クリニックにてビジネスパーソンの復職支援を行った。
2013年7月より子ども・若者の自殺予防のために検索連動広告を利用したインターネット・ゲートキーパー活動(夜回り2.0)の手法を開発・実施し、2014年7月にNPO法人OVAを設立した。

日本財団「ソーシャルイノベータ―」選出(2016
)新宿区自殺総合対策会議若者支援対策専門部会委員(平成26年~)江戸川区自殺未遂者支援会議 スーパーバイザ-(平成27年~)
団体公式サイト:http://ova-japan.org/

岩崎翔   
(学生団体 YouthLINK)

NPO法人自殺対策センターライフリンク内学生プロジェクト YouthLINK(ユースリンク) 運営メンバー2013年、大学4年生の時に、大学に行くことに精神的苦しさを感じるようになり半年間大学を休学。

休学中、YouthLINKが毎月第三土曜日に開催している、学生の生きづらさの分かち合いの場『Voice sharing(ボイス・シェアリング)』に参加し、悩みを分かち合える場の重要性を感じる。

その後、大学復学を経て、2014年8月よりYouthLINKの運営メンバーとして活動。なお、YouthLINKには代表制度などはなく、今回はYouthLINKの一人のメンバーとして登壇。
団体公式サイト:
http://youthlink-vs.wix.com/youthlink-hp

草野剛
(NPO目的のある旅)

在コロンビア共和国NPO法人Turismo con proposito 代表
秋田高校、早稲田大学を卒業後、外資系製薬会社に就職するも3年目に退職。全てを放擲してアルゼンチンに旅立ち、8ヶ月間南米を旅する。
その後コロンビア共和国に約5年間居住。全く異なる価値判断基準で生活する人々を目の当たりにする。
現在、39歳以下の若年層を対象に語りのサロン「Vínculo de la vida」を開催。
また、主に中学生・高校生を対象に、自己評価や国際的視野をテーマに講話をおこなっている。
得意言語はスペイン語。

公式サイト:https://www.mokutekinoarutabi.org

堀遼一
(NPO法人自殺対策支援センターライフリンク 事務局スタッフ)

1986年神奈川県横須賀市生まれ。
早稲田大学政治経済学部卒業後、公益財団法人松下政経塾に入塾。
政治・経営の理念について学び、主に児童虐待の問題をテーマに現地現場を通じた研究活動を行う。

2012年より外資系コンサルティング会社にて、企業の在庫管理システム等の刷
新や、財務業務改革に従事。

2016年より現職。現在は、行政や民間団体、専門家との協働による自殺対策の
モデル構築事業等に携わる。

団体公式サイト:http://www.lifelink.or.jp/

村尾政樹
(公益財団法人あすのば事務局長)

1990年、兵庫県神戸市生まれ。
小学6年の春に母親が自殺で亡くなる。家庭環境から就職を考えて商業高校へ進学するが、同じ境遇で育つ仲間との出会いをきっかけに進学を志す。北海道大学教育学部へ進学後、困難状況にある若者の主体形成について研究。道内の自殺対策や子どもの貧困対策を推進するネットワークも立ち上げた。
大学卒業後は、札幌市で地域の子どもを支える公益法人に就職するが、進まない子どもの貧困対策への危機感から2015年6月に上京。
全国で先駆的な取り組みを行う支援者や研究者、学生たちと呼びかけて財団を設立し、事務局長に就任。札幌市子ども・子育て会議臨時委員も務める。トルコ留学時に出演した映画がカンヌ国際映画祭でパルム・ドール受賞。
団体公式サイト:http://www.usnova.org/

山岡奏心
(NPO法人自殺対策支援センターライフリンク 事務局スタッフ)

1990年、新潟県長岡市生まれ。
上京し明治学院大学へ進学。
大学在学中に自殺問題に関心を持ち、「自分にも何かできることはないか」という漠然とした想いから、ライフリンクに学生インターンとして関わる。

「就活に関わる意識調査」等の活動に参加し、調査結果は多くのメディアで取り上げられた。
大学卒業後は不動産管理会社に就職するも、自殺対策に再び関わりたいという気持ちから2年で退職し、2016年3月にライフリンクに転職。
現在は、行政や民間団体、専門家等と連携した自殺対策のモデル構築事業に携わっている。
団体公式サイト:
http://www.lifelink.or.jp/

アドバイザー

清水康之 氏
(NPO法人 自殺対策支援センター ライフリンク 代表)

元NHKディレクター。自死遺児たちの取材を通して自殺対策の重要性を認識。2004年にNHKを退職し、ライフリンクを設立。署名運動等を通して2006年の「自殺対策基本法」成立に大きく貢献する。本年、基本法施行から10年目の大改革を主導し、基本法の大改正等を実現。
「自殺対策を推進する議員の会」アドバイザー、「自殺対策全国民間ネットワーク」代表等を務める。元内閣府参与(自殺対策担当)。
団体公式サイト:http://www.lifelink.or.jp/

お問い合わせはこちらまで

j.youth.network@gmail.com

「若者自殺対策全国ネットワーク」へのお問い合わせは上記メールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。お問い合わせ内容により、回答に数日のお時間を頂く場合があります。予めご了承ください。

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